- 仕事の悩みを相談できる人がいなくて、苦しい…
- すごくつらいのに、誰にも話せない。相談できない…
- どうしたら、相談できる人を見つけられるの?
「仕事のことで悩んでいるけれど、誰にも相談できなくて、つらい」
そのように感じることは、ないでしょうか。
悩みがあるけれど、職場の人には相談しづらい。
あるいは、相談したけれど、何も変わらなかった。状況が悪化してしまった…
そのような経験から、悩みを誰にも打ち明けられず、心の内に、抱え込んでしまう人も多いです。
ですが、悩みや不安を解消できなければ、いつかは、心や体にも影響がでてしまいます。
「そんなこといっても、そもそも、相談できる人がいなくて、困ってるのに」と思うかもしれません。
本記事では、「仕事の悩みをかかえているけれど、誰にも相談できなくてつらい」と悩んでいる人に、相談がしづらく感じる理由や、相談するためのコツ、相談先の探し方などを、ご紹介していきます。
「相談できる人がいない」と感じる5つの理由
職場にいけば、上司や同僚がいるはず。
なのに、どうして「相談できない」と感じてしまうのでしょうか。
まずは、悩んでいるのに「相談できない」「相談しづらい」と感じてしまう理由から、見ていきましょう。
職場の人を信頼できないから
仕事の悩みがあれば、まずは上司や、職場の同僚に相談するのが、一般的です。
なのに「相談できない」と感じてしまうのは、その人たちを信頼できないから。
相談したいと思っている問題が職場内にあったり、相談した内容を、べらべらと他人に話してしまうような人たちなら、「相談できない」と思うのも、無理はありません。
相談しても、解決しないから
以前、困りごとがあり、上司に相談したけれど、何も変わらなかった。
そんな経験を持つ人も多いはず。
勇気を出して、やっと相談したのに、「そうなんだ、大変だったね」といわれるくらいで、何もしてくれない。
こういう経験が重なると、「相談しても、意味がない」と感じ、相談しようという気持ちが、失せてしまいます。
自分の弱さを見られたくないから
相談するということは、自分の心の内面を、人に見せることでもあります。
「自分は、こう感じている」「こういうことで、困っている」と明かすことは、
「いちいち、文句をいう人だ」「小さなことで、悪口をいう人だ」などと、悪く取られるリスクもあります。
相談した後になって、「いわなければ、よかった」という経験を持つ人もいるかもしれません。
自分を否定されたくないから
人によって、感じ方は千差万別。
自分にとっては、つらいことだから相談したのに、
「それくらい、がまんしなよ」「みんな、同じだよ」などと、自分の感覚を否定されてしまうことも。
せっかく相談したのに、余計、つらくなります。
迷惑をかけたくないから
相談したいけれど、そのための時間を相手からもらうことや、相談した後に、あれこれ気を使わせてしまうことが気になって、相談できない人もいます。
「相談したいけれど、忙しそうだし…… また今度、聞いてみよう」
と、相手に気を使ってしまうと、なかなか相談することができません。
相談できない状態が招く3つのリスク
いろいろな理由があり、相談できない状態が続いてしまう…
その先は、どうなるのでしょうか?
時間とともに、悩みが解消すればよいですが、そうでない場合、悩みはさらに深刻になったり、自分自身への悪影響がでてしまうこともあります。
不安や悩みが増していく
不安や悩みを、誰にも相談できず、ひとりで抱えてしまうと、その不安はどんどん大きくなってしまいます。
気がつくと、いつもそのことを考えていて、仕事が手につかなかったり、うっかりミスをしてしまうことも。
「どうしよう、どうしよう……」と、答えのない不安のループに陥ってしまいます。
気力が失われる
悩みを抱えていると、そのことばかり考えてしまい、他のことに意識がいかなくなります。
食事がいい加減になったり、眠りが浅くなったり…
少しずつ、気力や体力が失われ、体や心が弱ってしまいます。
人と関わらなくなる
悩みがあるのに、誰にも相談できず、ただ悩み続けてしまう……
「どうせ、誰も助けてくれない」と感じ、自分の殻に閉じこもってしまいます。
他の人と話さなくなり、さらに孤独を感じてしまいます。
「相談すること」で得られるもの
相談できる人がいない…のかもしれませんが、そもそも「相談すること」に、どのようなメリットがあるのでしょうか?
実は、「相談=解決」だけではありません。
それ以外にもある、相談が持つ力について、みていきましょう。
問題が解決する
1度や2度、相談するだけで、解決されるような悩みであれば、「相談できる人がいない」と悩むこともないでしょう。
「職場にすきま風が入り、寒かった。上司に相談したら、ふさいでくれた」というようなケースです。
もちろん「みんな寒いんだから、我慢しろ」などと一蹴される可能性もあります。
でも、職場の人間関係や、仕事の配分方法、働き方などのように、複雑な要素がからみあっていなければ、相談もしやすく、解決もされやすいです。
理解者が得られる
悩みが解決しないとしても、相談することで、得られるメリットはあります。
その1つが、「自分を理解してくれる人の存在」です。
「この悩みは、誰にもわかってもらえない」という状態は、ものすごく、孤独です。
それが、たった1人であっても、「この悩みを、理解してくれた人」がいると、心の緊張状態が緩和し、ふうっと息がつけるような状態になります。
それくらい、「悩みの理解者」「悩みの共感者」の存在は、大きいのです。
ストレス状態が緩和される
悩みを抱えていると、それ以外のことを考えられなくなります。
その悩みを言葉にし、誰かに相談することができれば、脳のストレス状態も、緩和されていきます。
「話す」「相談する」こと自体に、ストレスを軽減する力があるのです。
「相談できる人」を見つける方法
では、一体どうやって、相談できる人をみつけていけば、よいのでしょうか。
ここでは、3つの相談先について、説明していきます。
職場の人と話す
まずは、上司や同僚の中に、相談できそうな人を探してみましょう。
ポイントは、「相手に解決を求めない」こと。
上記でもお伝えしたとおり、相談すること、話を聞いてもらうこと自体が、自分によい影響をもたらします。
「相談しても、何も変わらない」と、あきらめてしまわず、
「ちょっと話を聞いてもらおう」くらいの気持ちで、試してみてください。
人事に相談する
職場の中に、相談できる人が見つからない場合は、人事に相談するのも、おすすめです。
同じ職場の人だと、利害関係があったり、悩みの原因となる関係者がいたりして、話しづらいことも。
そういうときは、人事を利用してしまいましょう。
「ちょっと、職場では相談しづらいので」といえば、大抵の人事は、話を聞いてくれます。
第三者の専門家に相談する
会社の人には相談しづらい……という人は、利害関係のない、専門家に相談する方法もあります。
専門家は、話を聞くプロです。
うまく説明できないような気持ちも、ゆっくり、丁寧に聞いてくれます。
また、利害関係がないため、「誰にも気兼ねせず、安心して話せる」というメリットもあります。
ここでは、以下3つの相談サービスを紹介します。
▼悩みや不安を相談してみよう ▼
自分の抱える悩みや不安は、意外と、家族や知人には相談しづらいもの。
そんなときは、第三者である専門家に相談してみるのが、おすすめです。
うららか相談室
▶https://www.uraraka-soudan.com
カウンセリングサービス。臨床心理士や社会福祉士などの専門家に、気軽に相談できる。
相談方法は、ビデオ、メール、対面から選べるので、自分のペースで相談しやすいです。
ポジウィルキャリア
▶ https://posiwill.jp/career
仕事の悩みや、自分に合う働き方などが相談できる。
やさしく丁寧な雰囲気のため、「相談しやすい」と、20-30代に人気があります。
きづく。転職相談
▶ https://kidzukutensyoku.com
転職に限らず、自分の適性に合った働き方や、副業アドバイスなどが、利用できる。
経験豊富なコーチが多いため、「安心して相談できる」と、30-40代に人気。
「うまく相談する」ためのコツ
最後に、うまく相談するためのコツを、いくつかご紹介します。
悩みが深刻であれば、あるほど、「相談する」というハードルは、あがってしまいます。
相談する、というより、まずは話を聞いてもらおう、くらいの方が、話しやすくなります。
相手にすべてを期待しない
悩んでいる内容が深刻なら、1度や2度の相談で、解決することはないでしょう。
「相談したら、すべてが変わる」とは考えない方が、相談しやすくなります。
利害関係のない人に相談する
利害関係があると、相談しづらくなります。
「こんなこと話したら、仕事がしづらくなるのでは…」などと、メンタルブロックがかかってしまうからです。
利害関係のない第三者であれば、こういった「相談のしづらさ」を、軽減しやすいです。
アドバイスは無視してもいい
人は相談を受けると、「せっかく相談してくれたのだから、有益なアドバイスをしなくては」と思いがちです。
そのため、自分がよく知らないことに対しても、何かしらのアドバイスをくれようとします。
ですが、相談した側が、そのアドバイスをすべて受け止める必要は、ありません。
「そうか、そういう考え方もできるんだな」くらいで、充分です。
もし、もらったアドバイスが役立つものなら、一度忘れても、後から思い出すこともあります。
「相談したら、アドバイス通りにしなくては」などの思い込みは、置いておきましょう。
まとめ
今回の記事では、「仕事の相談をできる人がいない」「誰にも相談できなくて、つらい」
という悩みに対して、その対処法を解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 相談ができない原因を知ろう
- 相談できないことの、リスクを知ろう
- 相談することで、得られるメリットとは
- 相談できる人を探す方法
① 職場の人
② 人事
③ 専門家 - 相談するときのコツ
いかがでしたでしょうか。
誰でも、仕事のことを相談できない状態は、つらいです。
そして、その状態が続けば続くほど、そのつらさも増してしまいます。
でも、一歩、勇気をだせば、相談できる人はいます。
ぜひ、あきらめずに、1つでもいいので、行動してみてください。
この記事が、あなたの役にたつことができれば、とてもうれしいです。
▼悩みや不安を相談してみよう ▼
自分の抱える悩みや不安は、意外と、家族や知人には相談しづらいもの。
そんなときは、第三者である専門家に相談してみるのが、おすすめです。
うららか相談室
▶https://www.uraraka-soudan.com
カウンセリングサービス。臨床心理士や社会福祉士などの専門家に、気軽に相談できる。
相談方法は、ビデオ、メール、対面から選べるので、自分のペースで相談しやすいです。
ポジウィルキャリア
▶ https://posiwill.jp/career
仕事の悩みや、自分に合う働き方などが相談できる。
やさしく丁寧な雰囲気のため、「相談しやすい」と、20-30代に人気があります。
きづく。転職相談
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転職に限らず、自分の適性に合った働き方や、副業アドバイスなどが、利用できる。
経験豊富なコーチが多いため、「安心して相談できる」と、30-40代に人気。