会社に不信感しかない… 信頼できない会社を退職する前にすべきこと

「会社に不信感を感じる」「上司や同僚を、信じることができない」

と、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

会社や、上司を信用できなければ、安心して働いたり、やりがいを感じることができません。

だからといって、転職するのも、むずかしい…

本記事では「会社に不信感しか、感じられない」と悩む人に対し、不信感をもってしまう理由や、取るべき行動について、わかりやすく、解説していきます。

ぜひ、最後まで、ご覧ください。

会社に不信感を感じる原因とは

そもそも、なぜ、会社に不信感を感じてしまうのでしょうか？

まずは、その原因から、みていきましょう。

上司や同僚に裏切られたから

「会議の場で、はしごを外された」

「裏で、悪口をいわれていた」

信頼していた上司や、同僚から、裏切り行為を受けると、会社への不信感につながります。

そして、「あの人がうそをついていたなら、他の人も…」

と、誰も信じることができなくなってしまいます。

ルールや約束を守らないから

「次は必ず異動だと、約束したのに…」

異動や昇格などを約束しておきながら、守らない上司もいます。

「状況が変わってねー。残念だったけど、次は必ず、異動できるから…」

繰り返される口約束も、もう信じることができません。

将来性がないから

「この会社、やばいかも…」

ニュースや、社内の雰囲気から、会社に対する危機感を感じる人もいます。

赤字決算が続く、役員ばかりみて仕事をしている、職場の仲が悪いなど、

正常な組織では、起こらないはずのことが、実際に起きているからです。

誰かが退職したと聞けば、「自分も辞めた方がいいのだろうか…」と、不安を感じるようになります。

会社に不信感を感じたときに、すべきこと

「この会社、やばいんじゃないか…」と感じてしまったら、どのような対応が必要なのでしょうか。

ここからは、不信感を感じたときに、取るべき行動について、解説していきます。

本心を出さない

「この会社、やばそうだ…」

と感じても、その不安は、自分の中にとどめましょう。

下手に同僚に相談したりすると、

「あいつは、会社の悪口をいっている」

などと、言われかねません。

転職先をさがす

会社に不信感を感じると、「この会社でがんばろう」という気持ちが、持てなくなります。

働く意欲がわかなければ、成果もあがらないし、自分のスキルも落ちてしまう。

すぐに転職することはむずかしくても、少しずつ、次の仕事をさがすようにしましょう。

最低限の生活費を確保する

「こんな会社、辞めてやる！」

と思ったときに、辞められるよう、手元に、最低限の生活資金を、確保しておきましょう。

退職すれば、失業保険(失業手当)がもらえますが、受給するまでに、3か月はかかります。

自分の手元資金を確認し、「無収入で、どのくらい生活できそうか」を、考えておきましょう。

　

失業保険は、全国にある「ハローワーク」で申請できます。

不信感しかない会社。退職前にチェックしておこう

「会社を信頼できない、もう辞めるしかない！」

となれば、転職活動をはじめたくなります。

ただ、次こそは、納得いく職場、やりがいのある仕事をみつけたいですよね。

ここでは、転職活動をはじめる前に、注意すべきポイントについて、解説します。

業界や会社情報を調べよう

「一日でも早く、退職したい！」

と、やみくもに転職活動をするのは、やめましょう。

転職エージェントでは、経験を活かせる同業他社や、給料のよい会社を、勧めてくる傾向があります。

でも、不信感を感じているのは、今の会社だけ、でしょうか？

もしかして、業界そのものが合っていない、ということは、ありませんか？

転職活動をはじめる前に、自分はどんな業界、会社で働いていきたいのかを、考えておきましょう。

自分の適性を確認しよう

転職して、働きがいのある仕事をするには、自分に合う仕事をみつけることが大切。

とはいえ、自分の強みや、適性は、意外と自分では気づいていないことも多いです。

　

　

まとめ

今回の記事では、「会社に不信感を感じる」「会社を信じられなくなったら、どうすればいいの？」と悩む人に対して、会社に不信感を感じる理由や、そうしたときに取るべき行動について、解説してきました。

要点をまとめると、以下の通り。

いかがでしたでしょうか。

一度、会社に不信感をもってしまうと、その気持ちは、なかなか消えないもの。

モヤモヤした気持ちを抱えながら、働き続けるのは、とてもつらいです。

「どんな会社、どんな仕事なら、自分らしく働き続けることができるのか」

を考えながら、次の仕事をさがしていきましょう。