【疲れる】新しい職場が辛い、行きたくない人へ。慣れるための対処法

「新しい職場に慣れなくて、辛い…」

という悩みを感じている人も、多いのではないでしょうか。

誰かに相談しても、

「最初はみんな、同じだよ」

「誰だって大変なんだから、がんばって」

などといわれてしまう。

でも、そうじゃないんですよね。

新しい職場が辛いと、職場に行きたくないし、がんばろうという気力もわいてこない…

本記事では、そのような悩みを抱えている人に対し、新しい職場が辛く感じてしまう理由や、慣れるまでの期間、慣れていくためのポイントなどを、わかりやすく解説していきます。

ぜひ、最後まで、読んでみてくださいね。

新しい職場が辛い理由

まずは、なぜ、新しい職場が辛いと感じてしまうのか、その理由をみていきましょう。

職場に慣れるまでは大変だ、といわれますが、その感じ方は人によって、さまざま。

自分にとって、「特に、どういうところが、辛いのか」を、確認してみましょう。

仕事のやり方がわからない

新しい職場に配属された直後は、仕事のやり方がわからないため、苦労します。

たとえ、その分野の経験者でも、職場には独自のルールやプロセスが存在するため、聞かなければ、できません。

この「教わらなければ、できない」という状況は、自分で物事を解決できないため、辛く感じる人が多いのです。

人間関係ができていない

新しい職場では、わからないことが多いため、人に教わりながら、仕事を覚えます。

ところが、配属されたばかりでは、職場の人と慣れていないため、話しかけるのも、ひと苦労。

よく知らない相手に、

「すみませんが、ちょっと教えてください…」

と、頼まなくてはならない。

特に、人と接することが苦手な人にとって、他人にお願いするのは、かなりのストレスになります。

相談しづらい

新しい職場には、相談できる人がいません。

直属の上司や、職場の人たちとは、まだ人間関係ができていないため、仕事以外のことは、話しづらいのです。

不安や悩みを抱えていても、

「これくらいのことで相談したら、面倒なやつと思われるかも…」

と、躊躇してしまう。

不安な気持ちを吐き出す相手がいないことも、新しい職場が辛く感じる理由の１つです。

新しい職場に慣れるまでの期間

では、一体、どのくらい我慢すれば、新しい職場に慣れていくのでしょうか。

一般的に、職場に慣れるには、3～6か月はかかると、言われています。

ここでは「新しい職場に慣れるまで、どのくらいかかるの？どんなことに、気をつけたらいいの？」

という疑問に、答えていきます。

配属後 1か月

新しい職場に配属された直後、１か月間程度は、すべてのことが初めてで、まっさらな状態。

「早く仕事を覚えなくちゃ」

と焦る気持ちもありますが、まずは、職場生活に慣れることが重要です。

遅刻せずに出社する、昼休みに同僚と話してみるなど、職場に慣れることを大切にしましょう。

配属後 ３～6か月

新しい職場に配属され、3～6か月ほどたつと、仕事を覚え、職場内での人間関係も、できてきます。

自分の担当業務であれば、いちいち聞かなくても、自分でできるようになったり、

同僚と、ちょっとした雑談などが、できるようになるころです。

とはいえ、まだまだ新人。

わからないことがあれば、そのままにせず、きちんと確認するようにしましょう。

職場のルールやプロセスに沿った、仕事ができるようになってこそ、職場で信頼される存在になることができます。

配属後 1年

多くの職場では、仕事を１年サイクルで回します。

１年に一度しか行われないような業務もあるでしょう。

１年間やってみて

「これなら、これからもやっていけそうだ」

と思えたなら、仕事に対する自信がついてきたということ。

逆に、１年間がんばったのに「職場に慣れない」「仕事が辛い」という場合は、何か問題がある可能性もあります。

あきらめずに、その仕事を続けるための努力を重ねるか、

自分に合った別の仕事を探すべきか、一度、考えてみましょう。

新しい職場に慣れるためのポイント

ある程度、時間をかければ、職場に慣れていくことはできます。

とはいえ、慣れるまでの緊張感や、ストレスは、かなりのもの。

ここでは、職場に慣れるためのポイントを、いくつかご紹介します。

焦らない

新しい職場に配属されたときは、

「早く仕事を覚えなくては」と、気持ちが焦りがち。

ですが、気持ちが焦ると、かえって、仕事に集中できなくなってしまいます。

緊張しがちな人は、トイレ休憩など、ちょっとした時間に、深呼吸をしてみましょう。

「大丈夫。１つずつ、覚えていこう」と、自分に言い聞かせると、落ち着いて、仕事に取り組めるようになります。

質問する

仕事でわからないことは、そのままにせず、必ず確認するようにしましょう。

「みんな忙しそうで、質問しづらい」

「こんなことも知らないのって、バカにされそう」

と、躊躇してしまう人も、いるでしょう。

そのような場合、「半年間は、質問しまくる」など、マイルールを決めるのがおすすめ。

どんなに経験豊富な人でも、新しい職場では、新人です。

逆に、新人期間をすぎると、「今さら聞けない…」と、質問しづらくなります。

自分は新人だと腹をくくり、どんどん質問するようにしましょう。

同僚を覚える

同僚の顔と名前を、覚えることも大切です。

親しくなれば、質問もできるし、困った時も相談しやすい。

人の名前を覚得られない人は、メモ帳などに、同僚の名前を書いておき、ちょくちょく、確認しましょう。

挨拶した後に、名前をチェック、

打ち合わせの後に、名前をチェック。

何度も確認すると、自然と覚えられるようになります。

コミュニケーションを大切にする

新しい職場では、コミュニケーション、特にあいさつを大切にしましょう。

「あいさつしない職場なんだけど…」

という人は、出社したときに、周囲の人に「おはようございます」と、声をかけるだけでもOK。

仕事の相談とは異なり、あいさつ程度なら、相手の仕事を邪魔しません。

自分から声をかけることで、自分のことを覚えてもらうようにしましょう。

素直に学ぶ

新しい職場では、その職場のやり方を、素直に学ぶようにしましょう。

「前の職場では、別のやり方をしていました」

などの主張は、職場に慣れてから。

職場のやり方を理解していないまま、前職の話を持ち出すと、職場で浮いてしまうことも。

少なくとも、質問されるまでは、口に出さないようにしましょう。

いつまでたっても職場に慣れない…

「新人だと思って、がんばってきたけれど、なかなか、職場に慣れることができない…」

そう感じている場合、いつまで、がんばればよいのでしょう？

ここでは、新しい職場に慣れない人に、職場を見極めるポイントを解説します。

不調のサインに、注意する

新しい職場では、多少の差はあっても、多くの人が苦労します。

ですが、

「朝、起き上がれない」「仕事に行こうとすると、お腹が痛くなる」

などの不調が出ている場合は、注意が必要です。

ストレスによる体調不良を、我慢してしまうと、メンタルに影響がでるリスクがあります。

しっかりと休養を取る、信頼できる人に相談するなど、体調を整えることを優先しましょう。

自分に合う仕事を探す

せっかく新しい職場で、がんばろうとしても、どうしても慣れることができない。

その場合、その仕事や、職場が、あなたに合っていないのかも、しれません。

がむしゃらにがんばるだけでなく、

「この仕事は、本当に自分に合っているのか？」も、考えてみましょう。

　　

　

まとめ

今回の記事では、「新しい職場が辛い、行きたくない」「新しい職場に、なかなか慣れない」と悩む人に対して、そのように感じる理由や、対処するための方法を、解説してきました。

要点をまとめると、以下の通り。

いかがでしたでしょうか。

「新しい職場に慣れない…」と感じていても、その理由は、人によって異なります。

職場に慣れなくて、つらい思いをしている人は、ぜひ、ご紹介した方法を試してみてください。

そして、「がんばったけど、やっぱり仕事が合わない…」と感じている人は、キャリア相談も利用してみましょう。

初回相談は、無料。キャリアのプロに、仕事の不安やモヤモヤを、相談してみましょう。