- あの人は、なぜいつも、仕事が遅いの?
- 仕事が遅い人の分まで、仕事が回ってくる。なんとかしたい!
- 仕事が遅い人のせいで、イライラしちゃう。そんな自分も、いやだ…
「仕事が遅い人のせいで、自分にまでしわ寄せがきてしまう…」
「仕事が遅いからって、手伝わされるのは、納得いかない!」
と、イライラしている人も、多いのではないでしょうか。
職場では、それぞれ担当の仕事があるはずなのに、仕事が遅い人がひとりいるだけで、みんなが手伝わされてしまう…
そんなの、許せないですよね。
本記事では、仕事が遅い人に対してイライラしてしまう理由や、仕事が遅い人に対する対処法などを、わかりやすく解説していきます。
ぜひ、最後まで、ご覧ください。
仕事が遅い人にイライラする理由
まずは、仕事が遅い人がいると、なぜイライラしてしまうのか?を、見ていきましょう。
自分の仕事が終わっても、遅い人の仕事が回ってくる
せっかく自分の仕事を終わらせても、仕事が遅い人がいると、その人の仕事がまわってきてしまいます。
職場はチームワーク。
一人の仕事が終わったからといって、職場全体の仕事が片付かなければ、仕事を完了したことになりません。
そのため、いくら自分が効率的に仕事をしても、仕事の遅い人がいる限り、仕事は永遠に終わらないのです。
仕事が遅い人を手伝っても、給料は変わらない
仕事には分担があり、その分担に応じて、給料は支払われます。
ですが、仕事の遅い人を助けてあげたからといって、本人の給料が減ったり、助けてあげた自分の給料が増えたりすることは、ありません。
仕事の早い人は多くの仕事をして、仕事の遅い人は少ない仕事をする。
それでも、給料は変わらない。
理不尽に感じるのも、むりはありません。
助けてもらったと思っていない
仕事が遅いからと、仕方なく、手伝ってあげたのに、感謝するどころか、当たり前のような顔をしている…
「いい加減にしてよ!!」と言いたくもなりますよね。
仕事の遅い人は、最初から、自分でやろうなどとは考えていません。
周囲が自分を助けるのは、当然だと思っているのです。
仕事の早い人にとっては、手伝えば手伝うほど、イライラ、モヤモヤが増えてしまいます。
仕事が遅い人に共通する5つの特徴
そもそも、なぜ、彼ら彼女らは、あんなに仕事が遅いのでしょうか?
ここでは「仕事が遅い人」に見られる特徴を、解説していきます。
完璧主義
意外に思われるかもしれませんが、仕事が遅い人には、完璧主義な人も多いです。
「間違いのないように、しなくては」
「マニュアルどおりに、やらなくては」
と思いながら、仕事をすすめるため、1つの作業に、ものすごく時間をかかるのです。
「そんなマニュアル、今は誰も使わないよ!」と周囲が思っても、ひたすら、正しく、完璧に仕上げようとするために、いつまでたっても、仕事が終わらないのです。
要領が悪い
仕事が遅い人は、要領が悪いことが多いです。
特にマルチタスクが苦手で、1つの作業をしていると、別の作業のことは、すっかり忘れてしまうことも。
そのため、職場全体で、いろいろなタスクを行っていても、その人が担当すると、1つずつしか進まない。
「こんなになるまで、どうして放っておいたの!」
といったことも、日常茶飯事です。
指示がないと動けない
仕事が遅い人は、基本的に、指示待ちです。
リスト1つを作るにも、言われたとおりの手順でしか、進められない。
「あのリスト、できた?」
「まだです」
「どうして?」
「データが届いていないので」
「え、締め切りとっくにすぎてるよね? 催促はしてるよね?」
「してないです」
自分の仕事は、届いたデータをリストにすることであって、締め切りを過ぎたら催促しろとは、言われていない。
「催促する」といった、ビジネスでは誰もが行うような行動さえ、指示されなければ、できないのです。
仕事にやる気がない
仕事が遅い人は、やる気がありません。
そもそも、やる気があるのなら、指示がなくても、自分で考え、動いているはず。
彼らにとって重要なのは、仕事ができるようになることではなく、時間分の給料をもらうこと。
なので、効率的に仕事をしようとか、スキルをあげようとか、そういうことは考えないのです。
人に迷惑をかけていると思わない
仕事が遅い人は、自分で仕事を完成できないので、結局、他人に頼るしかありません。
作りかけの報告書。期日のすぎた提出書類。
「これは、ヤバい」
という状態になってから、他人の手を借りることに。
普通の人なら、「こんな状態で、助けてもらって申し訳ない」と、思いますよね。
でも、仕事が遅い人は「自分はできることをやった」と思っています。
なので、迷惑をかけて悪いなとか、助けてくれて、ありがたいなとか。
そんな風には、考えないのです。
仕事が遅い人に対する4つの対処法
それでは、仕事が遅いくせに、当然のように手伝わせる人たちに、一体どのように、対処していけばよいのでしょうか。
ここからは、その具体的な方法について、解説します。
関わらない
仕事が遅い人に、関わっていいことは、何もありません。
下手をすれば、「手伝ってくれる人」と認識され、仕事が遅い人の仕事が優先的に回ってくるくらいです。
なので、仕事が遅い人には関わらないようにしましょう。
そうはいっても、同じ職場だったり、隣の席だったりして、関わらないわけにいかない、ということもあるでしょう。
それでも、できるだけ目を合わせない、相手の状況を気にかけないなど、接点を持たないよう、気をつけましょう。
忙しいふりをする
仕事が遅い人は、せっぱつまった状態になってから、助けてもらおうとします。
あるいは、どうしようもない状況をみて、マネージャーが、別の人に割り振ることも。
整理されておらず、中途半端な仕事を受け取っても、何の益にもなりません。
自分の業務で手一杯なふりをする、頼まれても「ちょっと難しいですね」と、できるだけ断るようにしましょう。
上司に相談する
仕事が遅い人がいて、いつも迷惑をこうむっている…という場合は、上司にも相談してみましょう。
そして、自分にも事情があり、いつも手伝ってはいられないことを、伝えましょう。
ペアを組んでいるのなら、外してもらうよう、頼んでみるのも、大切です。
できる上司なら、話を聞いた上で、あなたに過度なしわ寄せがこないように、してくれるでしょう。
ダメな上司であっても、「一度は相談した」という事実は、作っておくのがベター。
何かあった時にも、「以前にも相談しましたが」というフレーズを使うことができます。
異動、転職に利用する
開き直って、「仕事の遅い人をサポートする経験を積む」と考えるのも、1つの方法です。
もし、異動や転職をすることになれば、
「なぜ、異動/転職しようと思ったのか」
「あなたが、職場でリーダーシップを発揮した経験は」
などは、必ず聞かれます。
自分が職場を支えた経験談として、活き活きと語れるネタにしておくのも、悪くはありません。
まとめ:仕事の遅い人とは、距離を保とう
今回の記事では、「仕事が遅い人に、イライラさせられている!」「仕事が遅い人のしわ寄せに、耐えられない!」という悩みに対して、その対処法を解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 仕事が遅い人に、イライラする理由を知ろう
- 仕事が遅い人に、共通する特徴がある
- 対処法①:関わらないのが一番
- 対処法②:忙しいふりをする
- 対処法③:上司に相談する
- 対処法④:異動や転職に利用する
いかがでしたでしょうか。
職場に仕事が遅い人がいると、そのしわ寄せがくるだけでなく、イライラすることも、増えてしまいます。
ご紹介した対処法をためしつつ、「もうむり!」となってしまう前に、自分らしい働き方を考えておきましょう。
▼ 仕事のモヤモヤを抱えている方へ ▼
仕事の悩みや、不安を感じている方には、キャリア相談がおすすめです。初回無料で、相談できます。
ポジウィルキャリア
▶ https://posiwill.jp/career
「どう生きたいか?」を軸に、自分の適職をさがせます。
やさしく丁寧な雰囲気で「相談しやすい」と人気。20-30代におすすめ。
きづく。転職相談
▶ https://kidzukutensyoku.com
転職だけでなく、業界診断や、副業アドバイスにも対応。
ビジネス経験豊富で、「安心して相談できる」と、30-40代に人気。
ライフシフトラボ
▶ https://lifeshiftlab.jp
自分の適性を活かした副業や、起業、転職を支援。
起業・副業経験者から直接、アドバイスがもらえます。40-50代向け。