【あきらめるな】仕事がしんどい、は当たり前じゃない！つらい時の対処法

「仕事がしんどくて、つらい」

そのように感じている人も、多いのではないでしょうか。

仕事をする上で、疲れることがあったり、つらいことがあるのは、別にめずらしいことではありません。

でも、そのつらさ、しんどさを「いつも感じている」のなら、ちょっと危険。

それって、ぜんぜん、当たり前じゃない、です！

本記事では「仕事がしんどい」「仕事がつらい」と感じている人に、「仕事がしんどいのは、当たり前じゃない」ことや、その理由や、具体的な対処法について、わかりやすく解説していきます。

仕事がしんどい、その理由

そもそも、一体なぜ、「仕事がしんどい」と感じてしまうのでしょうか。

もちろん、仕事には体力も精神力も使います。

ですが、常に「しんどい」「つらい」と感じるような状況は、ふつうじゃありません。

まずは、その背景から、確認していきましょう。

仕事が多すぎる

「仕事が全然終わらない。今日も残業か…」

仕事が多すぎたり、残業が続くと、オンとオフの切り替えがしづらくなり、しっかりと休めなくなります。

仕事なので、忙しい時期もあるでしょう。

だからといって、残業が常態化しているような職場は、一人当たりの仕事量が多すぎる、といえるでしょう。

職場の人間関係がよくない

「残業ばっかりで、やんなっちゃうよね」

「しょうがない、夜食でも買いに行こうか」

職場の人間関係がよければ、仕事が多くても、お互いに助け合ったり、ちょっとした雑談をすることで、ストレスを軽減することができます。

逆に、関係性のよくない職場では、各自が黙々と仕事をするだけで、人と人のつながりがありません。

こういった職場では、会社にいても孤独を感じがちで、精神的にもよくありません。　

仕事から得られるものがない

「まあ、仕事は大変なんだけどさ。給料もいいからね」

「仕事も大変だし、給料も低いけど、でも経験を積みたいから…」

仕事から得られるものは、給料だけとは限りません。

その職場でしか積めない経験、資格、人間関係なども含まれます。

仕事がしんどくても、給料が高い、あるいは、何か自分にとって、価値があるものが得られる。

そういう職場では、そこまで「しんどい」と感じません。

仕事から得られるものがなく、ただ労働しているように感じてしまうから、しんどいのです。

仕事がしんどい、は当たり前じゃない

そうはいっても「仕事は、誰にとっても、大変なもの」であり、

「仕事がしんどいのは、当たり前」なのでしょうか？

そんなことは、ありません。

ここからは、「仕事がしんどいのは、当たり前じゃない」ことを、掘り下げていきます。

仕事がしんどい、は当たり前じゃない

仕事をすれば、体力や気力を使うし、人間関係にも気を使う。

疲れることや、いやな思いをすることもあるでしょう。

ですが、それを「しんどい」と感じるかどうかは、人によります。

その仕事が自分に合っていれば、多少つらいことがあっても、耐えられる。しんどくない、のです。

逆に、仕事が合わなければ、ちょっとしたことでも、しんどくなる。

これが「仕事がしんどいのは、当たり前じゃない」理由です。

仕事に何を求めるのか

あなたは、仕事に何を求めていますか？

なんて聞かれたら、ぎょっとするかもしれません。

仕事を決めるとき、多くの人は、その条件で決めてしまいがち。

給料や諸手当、会社の知名度や将来性、通勤のしやすさ。

あるいは、専門スキルを活かせること、一定期間の経験を積むこと。

ただ、実際に働くうちに、自分が「何を決め手に」その仕事を選んだのかを、忘れてしまう。

あるいは、働くうちに、自分にとっての「決め手」が、変わってしまう。

今の仕事には、今の自分にとっての「決め手」や「価値」が、あるのか？

その有無が「しんどさ」を決める鍵だともいえます。

しんどさと、価値を、秤にかける

仕事がしんどい、つらい。

でも「仕事に求める価値」が得られているのなら、もう少し、がんばってみても、いいかもしれません。

価値はあるけれど、体力が限界だったり、メンタル的につらいのなら、無理をしすぎているのかも。

自分の「しんどさ」と、その仕事から得られる「価値」を秤にかけ、どちらに傾くかを、確かめてみましょう。

仕事がしんどいときの対処法

「そうはいっても、とにかく今、毎日がしんどくて、つらい…」

という人も、多いでしょう。

ここからは、仕事がしんどい、つらい、と感じているときの対処法を解説していきます。

今すぐにできる方法もご紹介するので、ぜひ、試してみてください。

しんどい気持ちを、吐き出そう

まず最初にすべきことは、仕事がしんどい、つらい、という気持ちを、吐き出すこと。

しんどさや、つらさを、自分の中にとどめてしまうと、

「この苦しみは、誰にもわかってもらえない」と、つらさが一層、深まってしまいます。

職場の同僚や、友人などに、自分のしんどさ、つらさを話してみましょう。

知人には相談しづらい…という場合は、匿名で相談できる、カウンセリングサービスもおすすめです。　　　　　

仕事に求める価値を探そう

仕事をするのは、お金のため。

でも仕事をする人たちは、お金以外にも、さまざまな「価値」を得ています。

やりがい、人とのつながり、経験、資格、等々…

今の仕事がしんどいのは、

「これだけの時間と労力を投入してるのに、自分が欲しいものが得られていない」

からかも。

時間があるとき、ゆっくりでいいので、自分は「仕事から何を得たいのだろう？」と、考えてみましょう。

仕事に求める価値は、人さまざま。

世の中には「お金よりも、やりがい」を、選ぶつわものも。

自分にとっての「価値」を、探してみましょう。

「仕事の価値」が見つからない人は、キャリア相談サービスがおすすめ。

キャリアのプロに相談して、自分らしい働き方をさがしてみましょう。

　　

まとめ

今回の記事では「仕事がしんどい」「このつらさって、当たり前なの？」と悩んでいる人に対して、「しんどいのは、当たり前じゃない」理由や、しんどいときの対処法について、解説してきました。

要点をまとめると、以下の通り。

いかがでしたでしょうか。

仕事をする中で、疲れることや、つらいことがあるのは、ある意味、当たり前だといえます。

でも、そのつらさや、しんどさを「いつも感じている」のなら、ちょっと危険。

まずは、自分の感じているしんどさを、誰かに聞いてもらうようにしましょう。

そして、時間のあるときに「仕事に求めるものって、何だろう？」ということも、考えてみてください。

「仕事がしんどい、つらい」だけでなく、「しんどいけれど、やりがいがある」働き方に、少しずつ、変えていきましょう。