職場のえこひいきが、露骨すぎる… えこひいきのストレス対処法とは

当ページのリンクには広告が含まれています。
職場のえこひいきに対するストレス_アイキャッチ

・職場のえこひいきに、イライラする…
・上司が特定の人だけ、えこひいきしてる。かなりストレスだ…

そんな悩みを抱えている人も、多いのではないでしょうか。

えこひいきは、見ているだけでもイライラするし、ストレスですよね。

実は、えこひいきをする人には、ある共通点があります。

それは、「プライドが高いのに、自信がない」こと。

この記事では、

なぜ、うちの職場には、えこひいきがあるの?」という、えこひいきの背景をお伝えし、
じゃあ、わたしはどうしたらいいの」という疑問に、答えていきます。

詳しくみていきましょう。

(スポンサーリンク)

目次

職場上司がえこひいきを行う理由

職場えこひいきのストレス

プライドが高いから

えこひいきを行う上司は、プライドが高いです。

「自分は優秀な人間だ」
「自分は特別な人間だ」と思っているので、

「わー、すごい」「さすがですね」
と、ほめてくれる人、もちあげてくれる人を、ひいきします。

逆に、自分に意見したり、指摘してくる人は苦手。

「自分は特別だ」と思っているので、その世界が崩されることを、ひどく嫌います。

自分に自信がないから

「自分は優秀だ」と思っているくせに、自信がない。

矛盾しているようですが、これが、えこひいきを行う人の特徴です。

自分の判断や、行動に自信がないから、「それで大丈夫ですよ」と安心させてくれる人を、ひいきします

評価を得たいから

自分は優秀だと、勝手に思い込んでいるだけなら、いいのですが、

周囲にも、自分への高い評価を求めるのが、やっかいなところ。

自分だけでなく、すべての人に対し、
「自分を正しく(=優秀だと) 理解し、評価すること」を、求めます。

そのため、自分を優秀だと思わせてくれる人を、えこひいきするのです。

(スポンサーリンク)

職場上司にえこひいきされる人とは

職場えこひいきのストレス

自信を与えてくれる人

「自分は優秀である」と、高いプライドを持っているので、その自尊心を満たしてくれる人を、えこひいきします。

具体的には、

自分の言うことに従う人(文句を言わない人)、肯定してくれる人、ほめてくれる人など。

逆に言うと、こういうタイプの人は、やりすぎなくらい、持ち上げても、まったく動じません。

自分に対するほめ言葉は、そのまま受け取ってしまう人でもあります。

仕事ができる人

えこひいきする人は、仕事ができる部下も、大好きです。

なぜなら、部下の成果は、自分のものだから。

仕事ができる部下に対して、
「がんばってるねー」などと、親しげにすりより、部下が成果をだすと、すかさず、
「いかにして、自分が部下を指導したか」を、アピールします。

「自分が優秀であること」を、アピールするのが、大好きなのです。

コネのある人

えこひいきする人は、コネのある人も、大好きです。

コネ入社の社員、重役に気に入られている人などは、
「自分の将来に、影響を与えるかもしれない」と考え、すりより、えこひいきします。

(スポンサーリンク)

職場上司のえこひいきに対する対処法

職場えこひいきのストレス

えこひいきする理由をさぐる

職場上司のえこひいきに、ストレスを感じている人も、多いでしょう。

ですが、その上司がえこひいきをする理由を知ると、ちょっと楽になるかもしれません。

えこひいきされている人を、よく観察してみましょう。

「ああ、あの人は、上司をほめるのが、うまいんだな」
「ああ、あの人は、●●部長の娘さんか」

理由がわかれば、「なんだ。そんなものか」と思うことも、多いでしょう。

職場内でのえこひいきは、よくないですが、その実は
実力不足の上司が、自分を守るために、必死に味方集めをしている」だけだと、わかります。

少しは、溜飲も下がるのではないでしょうか。

仕事で成果をだす

えこひいきされている人がいるのなら、上司の相手は、その人に任せてしまいましょう。

えこひいきされていると思うと、イライラも溜まりますが、

逆に言えば、上司との、くだらない雑談なども、その人の仕事だということ。

必要以上に関わらず、自分の本来業務に集中しましょう。

仕事で成果をだせば、誰も文句はいいません。

自分の味方をつくっておく

職場にえこひいきがあるということは、公平性に欠ける職場だということ。

えこひいきがエスカレートすれば、いつ、自分に災難がふりかかるか、わかりません。

自分を守るためにも、自分の味方になってくれる人を、つくっておきましょう

万一、自分が悪者にされてしまったときに、
「この人は、きちんと仕事をしている人です」と、証言してくれそうな人(良心、良識のある人)を、選ぶのがポイントです。

(スポンサーリンク)

職場上司のえこひいきに耐えられないなら

職場えこひいきのストレス

上役や上司に相談する

どうしても、えこひいきが目に余る、という場合は、社内のしかるべき人に、相談しましょう。

上司の上司にあたる人や、人事などがおすすめです。

ポイントは、きちんと時間を取って、相談すること。

「今、ちょっといいですか」といった雑談ではなく、相手の予定を取り、正式な相談の場を持ちましょう。

そして、相談した内容や、相手からの発言を、メモとして記録しておきましょう。

メモとして記録する意味は、この後、ご説明します。

異動を申し出る

職場のえこひいきについて、相談したのに、改善されなかった。もう、耐えられない。

という場合は、異動を申し出ましょう。

とはいえ、ただ「異動したい」と申し出ても、人手不足などを理由に、叶わないことも多いです。

ここで活躍するのが、「相談メモ」。

「いつ、誰に相談し、このような回答をもらった。だが、職場は改善されていない。」
ことを伝えましょう。

要は、思いつきや、わがままによる、異動希望ではなく、
熟慮を重ね、しかるべき人に相談もした。その結果としての異動希望だと、アピールするのです。

会社側も忙しいので、ちょっとした相談などは、忘れられてしまいます。

なので、相談したことは、自分で記録として残し、こういう場で活用するのが、おすすめです。

退職する

相談した、異動も申し出た。それでも、えこひいきは止まず、異動もかなわない。

ここまで来たら、あきらめて、退職も視野に入れましょう。

ストレスも、度を越えると、健康を損ないます

仕事は大切だし、収入がなければ生活も成り立ちません。

でも、だからといって、体や心を壊してしまったら、元も子もありません。

あまりにも、がまんを重ね、体や心を深く傷つけてしまうと、治療や休養をしても、治らないこともあります。

もっと先の将来を考え、この職場で、どこまで耐えるべきか、考えてみましょう。

(スポンサーリンク)

まとめ:職場上司のえこひいきは、しょぼい理由だった!

職場えこひいきのストレス

ここまで、職場上司による、えこひいきと、その対処法について、お伝えしてきました。

えこひいきをする人は、プライドは高いけれど、自信がないため、

常に自分を肯定してくれるイエスマンを探しています。

えこひいきにイライラすることがあっても、えこひいきをする理由なんて、その程度のもの。

できれば、あまり関わらず、自分のやるべきことに集中した方が、お得です。

とはいえ、どうしてもストレスがたまる…という人は、ここでご紹介した対処法を、試してみてください。

少しでも、この記事が参考になっていたら、うれしいです。

目次