- 真面目に働いているのに、会社でまったく評価されない…
- なぜか、めんどうな仕事ばかり、振られてしまう…
- 真面目な人って、会社で損するしかないの?
「真面目に働けば働くほど、会社で損している気がする…」
という、悩みを感じている人も、多いのではないでしょうか。
真面目な人だからこそ、任された仕事を、きちんとやりとげる。
真面目な人だからこそ、職場でも信頼され、頼られる存在となっている。
なのに、会社がその真面目さを評価せず、便利に扱われてしまっては、仕事に対するモチベーションも保てません。
本記事では「真面目な人ばかりが、会社で損しているのでは?」と悩む人に対し、そのように感じてしまう理由や、真面目な人が取るべき対処法について、わかりやすく解説していきます。
ぜひ、最後まで、ご覧ください。
真面目な人が、会社で損をする理由
まずは、「なぜ、真面目な人ばかり、会社で損をしてしまうの?」という理由から、みていきましょう。
仕事の完成度が高いから
真面目な人は、仕事に対する責任感があり、任された仕事の完成度も高いです。
そのため、
「この人に任せれば、何とかするだろう」
と、緊急案件や、面倒な仕事が回ってきやすい。
信頼されるのは、よいことですが、頼られすぎては、本来業務が追い付かなくなってしまいます。
むずかしい仕事をこなすから
「面倒なことになった…この仕事、どうしたものだろう?」
といった職場の困りごとも、真面目な人に回ってきます。
「難しいが、なんとか、がんばってくれ」といわれると、断れないのが、真面目な人。
そして、苦労しながらも、なんとか、完成させることもできてしまいます。
職場での信頼がさらに高まり、そして、振られる仕事も、増えていきます。
断わらないと思われているから
真面目な人は、上司からの指示に「できない」と、なかなか言えません。
「職場の状況を考えたら、自分がやるべきだろう」
「むずかしくても、がんばるしかない」と、瞬時に理性が働いてしまうからです。
でも、本来業務があるのに、突発業務まで対応していたら、仕事は増えるばかりです。
同じ給料をもらっている同僚たちが、のんきそうに働いていたら、
「自分ばっかり、損してる…」と、思ってしまいますよね。
真面目な人が、会社で損をしないための方法とは
真面目な人は、職場で信頼が厚く、そして仕事も多く振られがち。
最初は、こなせていても、あまりにも続くと、耐えきれなくなってしまいます。
真面目な人が、その良さを保ちつつ、職場で生き抜くには、どうすればよいのでしょうか。
ここでは、真面目な人が、職場でちょっと生きやすくなるためのポイントを、解説していきます。
会社の「評価価値」を理解する
「真面目な人が、損をしている…」
そう感じるということは、その会社では、真面目さがあまり評価されていないのでしょう。
真面目さや、実直さは、ありがたがられていたとしても、実際に評価されるのは、派手さだったり、新しさだったりする。
その場合、真面目さは「便利に使われている」とも、いえます。
真面目に生きること、働くことは、もちろん正しいこと、良いことです。
でもそのモラルが、会社で通用するとは、限りません。
自分の会社で通用している「評価される価値」は何なのか、一度、考えてみるようにしましょう。
仕事を断ってみる
真面目であることは、生来の良さであり、それを捨てる必要は、まったくありません。
とはいえ、その真面目さを、便利に使われては、しゃくにさわります。
真面目さが正当に評価されていない、と感じるのなら、会社で見せる真面目さは、少し減らしましょう。
つまり「仕事を断ってみる」のです。
本来業務以外に割り振られる仕事など、そのすべてを断らなくても、たとえば、3回に1回は断ってみる。
「本来業務で手一杯なので、受けられません」
と、勇気をだして、言ってみましょう。
コミュニケーションスキルをあげる
「仕事を断る」「仕事を適当にこなす」
といったことが、苦手な人も多いでしょう。
仕事を任されていながら、60%程度の完成度で「終わった」とする同僚を、許せない人も、いるかもしれません。
ですが、会社には会社の価値観があり、常に、真面目に、100%で働く必要がないことも。
「そんないい加減なこと、自分にはできない…」
という人は、仕事におけるコミュニケーション術を学んでみると、すっきりするかもしれません。
「ビジネス コミュニケーション」などでググると、さまざまな書籍やスクールがでてきます。
筆者のおすすめは、コミュトレ。
今なら、無料で「コミュニケーション診断」が受けられます。
自分のコミュニケーションの強みやクセを、プロが分析してくれます。
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価値観の合う職場に移る
真面目に努力を重ねても、なかなか認めてもらえない…という場合は、職場が自分に合っていないのかも。
その場合、自分の良さや、強みを評価してくれる職場に移ることも、考えましょう。
とはいえ、社内異動や、転職を決める前に、やってみてほしいのが「自分の再評価」です。
真面目な人は、自分に厳しく、自分に対する評価も厳しくなりがち。
自分の強みや適性を理解した上で、次の職場を探すようにしましょう。
「どうやって、自分の強みや、適性を探せばいい?」と悩む人には、キャリア相談もおすすめです。
初回相談は無料なので、気になる人は、試してみましょう。
まとめ
今回の記事では、「真面目に働いているのに、会社で損ばかりしている…」と悩んでいる人に対して、そのように感じる理由や、対処するための方法を、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 真面目な人が、会社で損をしてしまう理由
- 真面目な人が、会社で損をしないためのポイント
- 真面目な人に合う仕事の探し方
いかがでしたでしょうか。
「真面目な人が、損してばかり」と感じてしまうのは、会社の持つ価値観が、あなたに合っていないから。
まずは、会社の価値観を理解し、少しずつ、合わせてみるようにしましょう。
それでも、「どうしても、合わない」「つらすぎる」と感じてしまうのなら、あなた自身の価値観に合った職場を探し、移ることも考えてみましょう。
大切なのは、あなたらしく、働ける職場を手に入れること。
「真面目さが評価されなくて、つらい…」
と、あきらめてしまわずに、あなた自身の力で、働きやすい職場を、手に入れていきましょう。
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