- 仕事ができなさすぎて、辛い。
- もう仕事も、振られない。やっぱり、無能なんだろうか…
- 職場にいくたびに、自分の無能さを思い知らされる。もう逃げたい…
「仕事ができなさすぎる。自分は、無能なんじゃないだろうか…」
そのように感じることは、ないでしょうか。
仕事がなかなか、できるようにならない。
同じようなミスを、繰り返してしまう。
仕事で無力感を感じるほど、自分は無能なんだと、確信してしまう。
でも、ちょっと待ってください。
仕事ができる人も、最初からそうではなかったはず。
なのに、一体なぜ、自分は無能だと感じてしまうのか…
本記事では、仕事で無能だと感じていたり、悩んでいる人に対し、無能だと感じてしまう背景や、その対処法について、わかりやすく説明していきます。
ぜひ、最後まで、読んでみてくださいね。
自分が無能だと思う理由
なぜ、「自分は無能だ」と、感じてしまうのでしょうか?
まずは、その理由から、みていきましょう。
ミスが多いから
仕事でミスが多いと、注意やクレームを受けることになり、無力感を感じます。
1度や2度ならまだしも、ミスが繰り返されると、
「ミスをしてはいけない」と、余計にプレッシャーを感じてしまいます。
「ミスをしないように」と思えば思うほど、ミスが増えるという、悪循環に陥ってしまいます。
仕事が遅いから
仕事のスピードが遅い人も、仕事ができないと、感じてしまいます。
周りはどんどん仕事をこなしているのに、自分の仕事だけが、進まない。
職場の人たちが、帰宅しても、自分だけが残業している。
人の集中力には、限界があるので、残業すればするほど、仕事の効率は落ちてしまいます。
職場の話が理解できないから
職場で話についていけないときも、無能だと感じます。
仕事の説明を受けても、自分だけが、理解できていない。
質問をすると、「そんなことも、わからないの?」というような顔をされる。
職場全体の動きについていけないと、孤立してしまいます。
仕事が振られないから
ミスが続いたときなど、
「もう、いいよ。この仕事は、他の人に任せるから」
と、仕事が振られなくなることも。
別の仕事が振られれば、問題ありませんが、自分の仕事がない状態が続くと、職場に居場所がなくなってしまい、無力感を感じます。
仕事ができない=無能なのか?
ここまで、仕事がうまくいかないときに、「自分は無能だ」と感じてしまう、ということを、お伝えしてきました。
では、仕事ができない人は、本当に「無能な人」なのでしょうか?
ここからは、「無能な人」と、「有能な人」について、みていきましょう。
特別な人か、普通の人か
人は、神や仏ではないし、万能な存在ではありません。
もちろん、一部には天才的な人や、とびぬけて頭脳明晰な人もいますが、多くは「普通の人」です。
そして「普通の人」には、さまざまなタイプ、特性、性格があります。
有能と、無能の違い
あなたは、天才ではないのかもしれません。
でも、「普通の人」である確率は、かなり高いといえるでしょう。
ではなぜ、「普通だ」ではなく、「無能だ」と感じてしまうのか。
それは、あなたの有能さが発揮できる場所にいないから。
魚は飛べないし、鳥は泳げないですよね。
「普通の人」にも、得意・不得意があります。
得意が発揮できる場所にいれば「有能」にみえるし、不得意が目立つ場所にいれば「無能」にみえる。
シンプルにいえば、有能と無能の違いは、「得意を活かせる場所にいるか、否か」です。
仕事が有能な人の特徴
有能な人も、無能な人も、元は同じ「普通の人」のはず。
なのに、仕事ができる人、有能な人は、自分とは違う、何か特別にキラキラした人に、みえるのではないでしょうか。
ここでは、有能な人に共通する特徴を、みていきましょう。
自分に合った仕事をしている
有能な人は、自分に合った仕事をしています。
最初から、自分の特徴や適性を見極めていて、それを活かせる仕事についている人もいれば、
最初は、うまくいかなくても、努力して、能力を伸ばしている人もいます。
どちらにしても、その仕事に必要な能力を持ち、その能力を発揮しているからこそ、有能な人と思われているのです。
仕事の全体像を理解している
有能な人は、全体の流れを理解した上で、仕事を行います。
たとえるなら、ゴールを見すえて走る、マラソンランナーのようなもの。
長距離マラソンをしようとしているのに、短距離走のように全速力で走っていては、すぐに息切れしてしまいます。
現在位置から、ゴールまでの道筋が見えているからこそ、「今、この瞬間はどのようなペース配分で走るべきか」がわかるのです。
得意分野がある
有能な人には、得意分野があります。
周囲から、「この分野なら、あの人だよね」と、認められるような専門性がある。
困ったときに、頼らざるを得ない存在のため、周囲からも、一目置かれています。
周囲を動かすことができる
有能な人は、周囲の人を動かすことができます。
仕事の全体像が見えているからこそ、
「そのやり方だと、うまくいかないですよ。なぜならば…」と、論理的な説明ができる。
そして「このやり方なら、その問題を回避できます」と示すことができるので、周囲も安心し、ついていくことができるのです。
仕事が無能だと感じるときの対処法
では、「自分は無能だ」と感じてしまったら、一体、どうすればよいのでしょうか。
ここからは、自分の無能さを感じている人に、どのような対処法があるのかを、お伝えしていきます。
できることを、みつける
まずは、今の仕事の中で、自分にできることを、探しましょう。
エクセルは苦手だけど、ワード書類はきれいに作れる、
単純作業は苦手だけど、来客対応は得意、
そんな、小さなことでも、いいのです。
「この仕事なら、普通にできる」というものをみつけ、その仕事については、積極的にやっていくようにしましょう。
ミスを繰り返さない
一度ミスをしてしまったら、同じミスを繰り返さないことが、大切です。
ミスしてしまった原因を考え、その行動を改めるようにしましょう。
つい忘れてしまう人、プレッシャーに弱い人などは、注意事項をメモにまとめ、デスクに貼っておくのも、有効です。
スキルアップする
仕事で必要なスキルが不足している場合、キャッチアップする努力も必要です。
仕事に関連する書籍を1冊、読んでみるのもいいでしょう。
通勤時間や、昼休みなども利用するのも、おすすめです。
「あいつ、努力しているんだな」」と、周囲の印象も変わってくるかもしれません。
転職する
努力しても、なかなか、仕事がうまくできないようであれば、転職も視野にいれていきましょう。
一般的に、苦手を克服するより、得意を伸ばす方が、成果は出やすいです。
もし、苦手な仕事についてしまっているのなら、どこかで見切りをつけ、得意を活かせる仕事に変えるのも、有効です。
転職しようと思ったなら、自分の強みや、適性を活かせる仕事を、探していくようにしましょう。
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まとめ
今回の記事では、「仕事ができるようにならない」「自分は無能なんじゃないか」と悩む人に対して、そのように感じる理由や、対処するための方法を、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 自分は無能だ、と思ってしまう理由を知ろう
- 有能も無能も、元は同じ「普通の人」
- 有能な人には、共通する特徴がある
- 自分が無能だと感じたときの対処法
いかがでしたでしょうか。
自分は無能だ、と感じてしまうのは、自分の不得意が目立ってしまっているから。
できることを1つでもみつけていく、
不得意を、少しずつ、克服する、
自分の得意を活かせる場所に移るなど、
「これなら、できそう…」というものがあったら、ぜひ、試してみてくださいね。