- 仕事の雑用ばかり、頼まれてしまう…
- どうして、自分にばかり雑用が回ってくる?
- 雑用ばかりの状況を、抜け出したい!
「仕事で雑用ばかり頼まれてしまう」
「どうしたら、雑用係から抜け出せる?」
と、悩んでいる人も、多いのではないでしょうか。
本来業務があるにもかかわらず、雑用ばかり頼まれてしまう。
そんなことが続けば、
「仕事にやりがいを感じられない」
「いくらやっても、キャリアにならない」
といった不安や焦りを感じるようになってしまいます。
本記事では、
「雑用ばかり頼まれてしまう」
「なんとか、この状況から抜け出したい」
と悩む人に、雑用ばかり頼まれてしまう理由や、それを回避するための方法を、わかりやすく解説していきます。
ぜひ、最後まで、ご覧ください。
雑用ばかり頼まれてしまう理由
まずは「なぜ、あなたに雑用ばかり回ってきてしまうのか?」から、みていきましょう。
上司に信頼されているから
雑用とは、ルールやプロセスが明確になっていない仕事のこと。
「雑用ばかり頼まれる」と悩んでいても、上司にとっては、雑用だからこそ、きちんとできる部下を選んで頼んでいる、ということも。
いちいち指示をしないと動けない部下ではなく、自分で考え、動ける部下に、頼みたいのです。
雑用を頼まれるということは、上司が頼りにしている部下だという、証ともいえます。
断らないと思われているから
「いやいや、雑用ばかり頼むって、便利に使われているだけでしょ」
と思う人もいるかもしれません。
正直、そういう面もあるのですが…
雑用は、単発で起きるこまごました業務のため、業務分担などで、担当者を割り振るのも難しい。
だから「この部下なら、断らないだろう」と思われると、何度も頼まれることになってしまうのです。
業務分担が明確でないから
そもそも、業務分担が決まっていない職場もあります。
仕事が来ると、都度、上司が部下に割り振っていく。
上司から、「こまごまとした雑務が得意な部下だ」と思われてしまうと、雑用ばかり割り振られてしまいます。
「雑用ばかり」を回避するための対処法
ここからは「じゃあ、どうしたら、雑用ばかりの況から、抜け出せるの?」を、解説していきます。
強みや専門性を再確認する
まずは、あなたの強みや専門性、得意分野について、確認してみましょう。
すぐに思いつかない人は、今まで行ってきた仕事を振り返ってみると、少しずつ、得意な仕事がみえてきます。
あるいは、今は強みといえるほどではないけれど、「こういうことが、できるようになりたい」というのでも、OK。
その強みや専門性、得意分野を、活かしながら働くことを、意識してみましょう。
自己アピールしてみる
あなたの強みや、専門性は、機会があるごとに、上司にアピールしましょう。
「それくらい、わかっているはず」と思っていても、案外、上司は理解していないもの。
あるいは、わかっていても、それを活かせる配置にできていないこともあります。
あなたの方から、強みや得意分野を伝えることで、上司があなたの能力を再認識してくれたり、あなたの得意を活かせる業務につけてくれる可能性は、高まっていきます。
上司とコミュニケーションを取る
「どうせ、わかってくれない」
と思うかもしれませんが、上司との関係性は、部下にとって欠かせません。
「なぜ、この仕事を自分に任せたいのか」
「他の業務もある中で、優先順位はどうすべきか」
など、上司の意図を確認するようにしましょう。
そうすることで、少しずつ、仕事が進めやすくなっていきます。
メリハリをつけて働く
雑用ばかり頼まれてしまうと、本来業務に集中できないし、業務の質が下がってしまうリスクがあります。
そうならないよう、仕事の優先順位づけや、仕事にかける時間の割り振りなども、確認しておきましょう。
仕事だけでなく、適度な休憩もはさみながら、心身ともに健康的な状態を保つことも、大切です。
輪番制を提案する
あなたの専門性や、得意分野を説明しても、上司がわかってくれない、変えてくれない、ということも、あります。
その場合は、「雑用はみんなで分担する」ことを、提案してみましょう。
上司に雑用を振られたときに、
「今回は私がやりますが、次回は別の人に割り振ってください」と言ってみるのです。
最初から断ると、角が立ちますが、「一度は受けるけれど、次は別の人に」と言われれば、上司もノーとはいいづらくなります。
体験談:うっかり受けたら雑用係に→輪番制へ
ここで、筆者の個人的な体験談をご紹介します。
当時、上司は異動してきてばかりで、業務分担もはっきりしていませんでした。
メインの業務は分担があるものの、こまかな業務は都度、振られていきます。
「やけに仕事が多いな」
と思ってはいたものの、頼まれれば断れず、受けていたのですが・・・
さすがに回らなくなり、同僚たちに相談したところ、「雑用担当じゃないし、断ってるよ」とのこと。
なんと、同僚たちに断れられた上司は、筆者にばかり雑用を振っていたのです。
「これじゃ、仕事が回らない」と考え、上司に、
「今回は受けますが、次回以降は、私だけでなく、他の同僚たちにも割り振ってください」
と申し入れをしました。
それ以降も「やっぱり、あなたに頼みたい」と言われ、受けることはありましたが、全ては受けないよう、心がけるようにしました。
まとめ
今回の記事では、「雑用ばかり頼まれる」と悩む人に対し、「なぜ、雑用ばかり頼まれてしまうのか」「この状況から、どうすれば抜けられるのか」について、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 雑用ばかり頼まれてしまう理由
- 雑用ばかりにならないための対処法
- 雑用を回避したときの体験談
いかがでしたでしょうか。
雑用ばかり頼まれるのは、仕事ができる、安心して任せられる、と上司に信頼されているからだともいえます。
とはいえ、本来業務もある中、雑用ばかり頼まれてしまっては、業務に支障もでるし、あなたの強みや、専門性を高めていくこともむずかしくなってしまいます。
本記事でご紹介した方法も参考にしながら、「雑用ばかり」ではなく、「雑用もできるけれど、きちんと強みを活かしている」働き方に変えていきましょう。
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※「この仕事、いつまで耐えるべき?」←1年は耐えてみましょう