- 仕事に行きたくない…… ズル休みしてもいい?
- どうして、ズル休みしたくなるの?
- ズル休みするときに注意することは?
社会人として働いていれば、一度くらい「ズル休みしたい」と思ったことは、ないでしょうか。
仕事を休むなんて…という声も聞かれそうですが、「ズル休みしてでも、休みたい」と思うほど疲れているなら、心身ともに、きちんと休むことも必要です。
大丈夫。数日くらい、ズル休みしたって、問題ありません。
本記事では、「ズル休み、してもいいのかな?」と悩んでいる人に、ズル休みをしてもいい理由や、その注意点、実際の体験談(失敗談)などを、わかりやすく、ご紹介していきます。
仕事をズル休みしてもいい?
仕事をズル休みするなんて……と思う人も、多いかもしれません。
でも、事前に準備して、きちんと休めるような環境なら、ズル休みする必要はないですよね?
ここでは、ズル休みはしてもいい、その理由を解説します。
“休むも仕事”と考えよう
理由もなく、仕事を休むことは、おすすめしません。
でも「ズル休みしてでも、休みたい」と感じるのは、仕事に疲れてしまっているから。
「疲れた体を休めること」は、休む理由として、充分です。
きちんと休んでこそ、仕事に必要な気力、体力を養うことができます。
仕事は逃げない
就職に苦労した経験がある人は、「ズル休みなんかしたら、クビになる」と、思っているかもしれません。
でも、よほどのことがなければ、数日休んだくらいで、クビになったりはしません。
もし「有給があるのに使わせてもらえない」「1日の欠勤でもクビになる」ような職場なら、それはかなりブラックです。
これからのことも考えると、もう少し働きやすい職場を、探してもよいかもしれません。
仕事上の迷惑は、”お互いさま”
真面目な人ほど、「自分が休んだら、周りに迷惑をかける」と、気を使いがち。
でも、体力の限界を超えて、倒れられるより、今のうちに休んでもらう方が、職場にとってもマシなはず。
それに本来、仕事は人につくものではなく、職場全体で担うものです。
自分が休むからといって、他の人を心配する必要はありません。
ズル休みしたくなる心理
では、いったいなぜ、「ズル休みしたい」と、思ってしまうのでしょうか。
ここでは、ズル休みしたくなるときの心理について、解説していきます。
仕事に慣れていないから
職場や仕事が変わったばかりのときは、やり方を聞いたり、調べたりするのに、時間がかかるし、気も使います。
誰でも仕事に慣れるまでは、苦労するもの。
うまく休みながら、慣れていくようにしましょう。
仕事が合っていないから
自分に合わない仕事をしていると、なかなか仕事が覚えられなかったり、同じ失敗を繰り返してしまったりします。
そんな状態では、仕事もしたくないでしょう。
最初は、自分に合っている、と思った仕事でも、実際にやってみたら合わなかった、ということもあります。
もし1年経っても、仕事がうまくいかないのなら、「この仕事、本当に合っているかな?」と、考えてみましょう。
職場の人間関係がよくないから
職場に合わない人がいる、パワハラまがいの人がいるなど、気を使う環境にいても、仕事に行きたくなくなります。
もし、そのような状況にいるのなら、まずは上司に相談してみましょう。
苦手な人がいるのなら、その人から離れた席に変えてもらう、
リモートワーク制度があるなら、利用させてもらうなど、
自分が働きやすい環境を、探してみましょう。
ズル休みするときの注意点
「今日は、ズル休みだ!」と思っても、
「会社をやめるつもりはない」のなら、以下3つの注意点は、守るようにしましょう。
上司に連絡を入れる
朝起きたら、どうしても会社に行きたくない気分だった。
そんな時でも、黙って休むことはせず、必ず上司に連絡を入れましょう。
上司への連絡は、電話がベスト。
「どうしても上司と話したくない」場合は、せめて、メールを入れる、同僚に連絡を入れる、などは行いましょう。
黙って休むと、会社から連絡がきたり、翌日から会社に行きづらくなってしまいます。
外出は慎重に
ズル休みをした日は、できるだけ、外出しないようにしましょう。
会社の近くに住んでいる人や、会社の知り合いが近所にいるような人は、特に注意が必要です。
ちょっとした気分転換のつもりが、たまたま、会社の人に見られてしまうことも。
ズル休みしている日は、家の中で過ごすようにしましょう。
気ままにすごす
休みを取ると決めたなら、その日は、家でゆっくり過ごしましょう。
溜まっていた動画をみるもよし、元気があるなら、掃除や洗濯をしてもよし。
自分の心のままに、のんびり過ごすのがおすすめです。
ズル休みの体験談 (失敗談)
ここで、筆者の個人的な体験をご紹介します。
ある時期、仕事が急激に増え、対処しきれなくなっていた筆者。
日々、ひたすら仕事をこなしていましたが、ある日ポキッと、本当に突然、心が折れてしまいました。
仕事が手につかなくなり、「明日は休もう」と決めたものの、上司とは折り合いが悪く、話もしたくありません。
そこで、その日の夜になってから、「明日休みます」と、上司にメールを入れました。
ところが、翌日休んだものの、全く気力が戻らず、その後、1週間休むことに。
1週間経って、仕事に復帰しましたが、上司からは、明らかに問題児扱いされるようになりました……
この体験から、「ズル休み」にならないよう、筆者なりのルールを2つ、持つことにしました。
- 限界を超える前に、休みをとる
- 上司が嫌いだからといって、仕事を抱え込まない (←上司を避けたくて、相談していなかった)
まあ、実際はむずかしいのですが。
それでも、自分を守るために、「無理しない努力」を、しようと思っています。
ズル休みしたくならないための対処法
自分の心身の健康を守るため、ときには、ズル休みも大切です。
でも、そもそも「ズル休みしたい」と思わなくなる方法って、あるのでしょうか?
1つ、あげるとすれば、「自分に合う仕事」「やりがいを感じられる仕事」をすること。
仕事自体に楽しさがあれば、ズル休みしたい気持ちも、落ち着きます。
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まとめ
今回の記事では、「仕事をズル休みしてもいい?」「ズル休みするときに、注意することはある?」
という悩みに対して、その対処法を解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- ズル休みも、大切。ちゃんと、休もう。
- 原因①:仕事に慣れていないから
- 原因②:仕事が合わないから
- 原因③:職場が合わないから
- 注意点①:職場に連絡を入れよう
- 注意点②:外出は控えよう
- 注意点③:気ままにすごそう
いかがでしたでしょうか。
誰でも、仕事に慣れていないときは、時間がかかったり、うまくいかなかったりします。
あきらめずに、1つずつ、目の前の仕事を覚えていくようにしましょう。
そうではなく、同じ仕事を続けているのに、なぜかうまくいかない、という人は、仕事が自分に合っていない可能性も。
キャリア相談などを利用しつつ、自分の強みや適性に合った仕事を、探してみるようにしましょう。