- 職場に真面目だけど要領が悪い人がいて、イライラしてしまう
- 真面目だし、悪い人じゃないけど、とにかく要領が悪すぎる…
- 要領が悪い人って、どうやって対処すればいいの?
「真面目に仕事をしているけど、どうも要領が悪い同僚がいて、イライラしてしまう」
と悩んでいる人も、多いのではないでしょうか。
悪い人じゃないし、本人も一生懸命なんだけど、仕事は遅いし、ミスも多い。
一緒に仕事をしていると、イライラしてしまったり、足を引っ張られるように感じてしまう…
このような、
「本人はいたって真面目に働いているのだけど、なぜかとっても要領が悪い」
という人は、少なくありません。
そして、彼らが同じ職場にいることで、職場全体に不協和音がでたり、ギスギスした関係になってしまうことがあるのも、また事実です。
本記事では、そうした悩みを抱える人に対し、真面目だけど要領が悪い人たちの特徴や、具体的な対処法について、わかりやすく、解説していきます。
ぜひ、最後まで、ご覧ください。
真面目だけど要領が悪い人の特徴
「真面目に仕事をしているのに、なぜ、あんなに要領が悪いの?」
と、不思議に感じる人もいるかもしれません。
まずは、その特徴から、みてきましょう。
指示や手順を理解できない
真面目だけど要領が悪い人は、仕事の手順や、進め方を理解できていないことが多いです。
自分で仕事を完成させた経験も少ないため、スムーズに業務を行うことができないのです。
仕事のスピードが遅い
要領が悪いと、指示された内容を理解するのにも、時間がかかります。
指示されたことを、なかなか理解できないため、間違った方向に進んでしまったり、ミスも増えてしまうのです。
細かいことにこだわりすぎる
また、細かいことにこだわってしまい、仕事の全体像を把握できないケースも多いです。
全体が見えないために、優先順位や、仕事の段取りなども決められず、結果、納期遅れなども、発生しがちです。
コミュニケーションが苦手
自分からコミュニケーションを取れない人も、多いです。
困っていることや、助けてほしいことを、上司や同僚に相談できず、抱え込む。
誰かが気づいて、何とかしてくれるのを、じっと、待ってしまうのです。
他人に頼りつづける
物事を論理的に考えたり、自身で判断することも、苦手です。
困ったときは、結局、誰かが助けてくれる。
そう思っているため、いつまでたっても、自分の力で、物事を解決できないのです。
真面目だけど要領が悪い人への対処法:部下・後輩の場合
このように、真面目なのだけど、要領が悪い、という人がいる場合、一体、どのように対処していけば、よいのでしょうか。
ここからは、2つのパターンにわけて、解説していきます。
まずは、「要領の悪い部下や、後輩」を持ってしまったときに、取るべき行動を、ご紹介します。
細かなコミュニケーションを取る
まずは、業務の状況や、抱えている問題などを、定期的に確認するようにしましょう。
指示を理解できていないのであれば、改めて説明する。
進めようとしている手順が間違っていれば、訂正する。
本人は、真面目に取り組んでいるため、わかっていないことを責めるのではなく、できるだけ丁寧に、指示や手順を説明してあげましょう。
仕事を区切って説明する
要領が悪い人は、仕事全体を理解することが苦手です。
一度にすべてを説明するのではなく、都度都度、やるべきことや、注意点を説明していくと、効果的です。
できる仕事を任せる
要領が悪い人には、「その人が得意な仕事」をさせてみましょう。
社会人なら、苦手を克服せよ、と言われることもありますが、できない人に無理をさせると、
納期を守れない、
ミスが増える、
など、逆に周りの人に迷惑がかかってしまいます。
まずは、できることから、させてみることも、大切です。
小さな成功を褒める
要領が悪い人は、自分に自信を持てていないことも多いです。
努力したことや、改善できたことを、褒めてあげることで、自信をつけさせるようにしましょう。
そうすることで、少しずつ、自分で考えたり、動けるようになっていきます。
真面目だけど要領が悪い人への対処法:同僚の場合
部下や、後輩でもなく、「職場の同僚」に、要領が悪い人がいる場合についても、解説していきます。
冷たいようですが、状況によっては、関わりを避けることも必要です。
あなた自身の仕事に集中するため、その具体的な方法を、ご紹介します。
距離を保つ
要領の悪い同僚と、一緒に仕事をすると、なかなか、仕事が進みません。
「そこまで、こだわらなくても、いいんじゃない?」
「そろそろ、納期が近いし、先に進めようよ」
などといっても、真面目ゆえに、手を抜くことができない。
結果、納期を守れない、他の仕事がおざなりになるなど、他の人たちに、迷惑をかけてしまいます。
そういうことが続くようであれば、必要以上に、関わらないことも、大切です。
無視したり、冷たくする必要はないけれど、あくまで、最低限の関わりにとどめる。
そうすることで、あなた自身の仕事に、集中できるようになります。
上司と相談する
要領の悪い同僚と、一緒に仕事をしていると、効率的に仕事を進められないことがあります。
その場合、上司に、業務分担を見直すよう、相談してみましょう。
2人で担当する必要はなく、あなた1人で担当した方が効率的である、
あるいは、他のスキルや経験を持った同僚と、一緒に担当してみたい、
など、具体的に提案して、上司に見直しを依頼してみましょう。
別部署に異動する
上司に相談しても、改善されない場合、社内の他部署に異動することも、検討しましょう。
部下の管理や育成は、上司の責任です。
でも、上司が部下の話を聞いてくれない、助けてくれない場合、あなたのキャリアや経験にも、影響がでてしまいます。
あなたの強みや、適性を活かして働ける職場、より早く成長できる職場を、探してみましょう。
「自分の強みとか、適性って、よくわからない…」
という人には、キャリア相談もおすすめ。
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まとめ
今回の記事では、「真面目だけど、要領の悪い人がいて、困っている」「どうやって、対応していけばいいの?」と悩む人に対して、真面目なのに、要領が悪くなってしまう理由や、対処するための方法について、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 真面目だけど、要領が悪くなってしまう人の特徴
- 真面目だけど、要領が悪い人への対処法(部下/後輩の場合)
- 真面目だけど、要領が悪い人への対処法(同僚の場合)
いかがでしたでしょうか。
本人は真面目に働いているのでしょうが、あまりにも要領が悪いと、一緒にいてイライラしてしまうこともあるでしょう。
上司や先輩として、接しなければいけない場合、本記事で紹介した方法も試しながら、1つずつ、できることを増やしていってあげるようにしましょう。
上司ではなく、ただの同僚なら、深入りはせず、必要最低限のつきあいにとどめることも、必要です。
あなた自身の仕事に集中し、働きやすい環境を手にいれていきましょう。
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