- なぜか、上司から嫌われている気がする…
- 上司に嫌われているときのサインは?
- 上司に嫌われてしまったら、どうすればいい?
「最近、上司がつめたい…もしかして、嫌われている??」
仕事をする上で、上司との良好な関係性は、欠かせない。
にもかかわらず、なぜか最近、上司がつめたい…
「もしかして、嫌われた!?」と、気になっている人も多いはず。
本記事では「上司に嫌われてしまったのでは?」と、気になっている人に対し、嫌われている時のサインや、対処するための方法について、わかりやすく、解説していきます。
ぜひ、最後まで、ご覧ください。
上司から嫌われているかも l 7つのサイン
まずは、上司に嫌われているとき、どのようなサインがあるのかを、見ていきましょう。
「嫌われてるのかな?」「違うのかな?」と悩んでいる人は、ぜひチェックしながら、みてみてください。
会話が減る
上司に嫌われると、まず会話が減ります。
あいさつをしても、返ってこない。
相談をしても、話を聞いてくれない。
「あれ、聞こえなかったのかな?」と思っても、それが続くようであれば、上司に嫌われてしまった可能性があります。
上司の状況を確認するためにも、あいさつや、こまめな報連相など、ちょっとしたコミュニケーションを、欠かさないようにしましょう。
視線が合わない
話しているのに、目を合わせようとしない。
書類をみせていても、見てくれない。
その場合、「上司があなたの顔もみたくない」というサインかもしれません。
「話、聞いてますか!!」
などと、訴えても、逆効果なので、必要以上に上司をわずらわせず、自分の業務に集中しましょう。
メールの返信がこない
上司にメールしても、返信がこない。
やっと返信がきたかと思えば、「わかりました」の一言だけ。
これでは、どうしていいか、わからないですよね。
上司から、メールの返信がこなくなった場合、Ccに他の関係者を入れてみる、他の人がいる場所で、メールの内容を確認するなどの方法を試してみましょう。
避けられている
上司に話しかけようとした瞬間、席を立ってしまう。
上司が他の部下と話しているとき、話に加わろうとすると、会話が止まってしまう。
あきらかに、あなたとの関わりを避けているのなら、上司は、あなたと話したくないのでしょう。
直接、話しかけるのではなく、メールで確認する、他の同僚を通して聞いてもらう、なども有効です。
にらまれる
ふと気づくと、上司ににらまれている…
何かのきっかけで、上司の怒りを買ってしまった可能性があります。
思い当たる節があるなら、きちんとあやまるようにしましょう。
あるいは「なぜ、怒られているのか、わからない」場合は、同僚にさぐりを入れてもらうなどして、早めに上司の怒りを鎮めるようにしましょう。
発言させてもらえない
打ち合わせなどで、他の同僚は発言するのに、自分だけさせてもらえない。
発言しようとすると、上司に遮られる。
上司は、「あなたの話を聞きたくない」、と思っているのでしょう。
こういった場合、無理に発言しても、上司は聞いてくれません。
しばらく、おとなしくして、上司の様子をうかがっておきましょう。
簡単な仕事・めんどうな仕事ばかり振られる
上司が、新人でもできそうな簡単な仕事や、雑務ばかり、振ってくる。
あるいは、手間のかかる、面倒な仕事ばかり、割り振ってくる。
「たまたま」でなければ、上司はあなたに、いやがらせをしているのでしょう。
あきらかな不公平だとしても、上司に文句を言えば、さらに関係性を悪くします。
まずは振られた仕事をこなしつつ、上司の上役に相談する、同僚に手伝ってもらうなどの方法を探していきましょう。
上司から嫌われてしまう理由
上司に嫌われてしまうと、仕事がうまく進まなくなってしまいます。
ここでは、「なぜ上司に嫌われるのか?」を、見ていきます。
部下の態度が、気に入らない
「部下の態度が悪い」と、上司に嫌われることが多いです。
問題は、部下が自覚症状がないまま、上司に「態度が悪い」と、思われている可能性があること。
特に、上司が年配の場合、ちょっとした態度にも、厳しかったりするので、気になる人は、一度、普段の態度をみなおしてみましょう。
部下の言葉遣いが、気に入らない
「上司にため口を使う」「尊敬語を、使わない」など、
「言葉遣いに敬意が感じられない」と、嫌われてしまうこともあります。
上司に接するときには、
「よろしくお願いします」「ありがとうございます」といった目上の方への気遣いや、
「~いかがですか?」「~よろしいでしょうか?」などの丁寧語など、
ビジネスマナーに沿った、言葉遣いを意識しましょう。
部下が指示に従わない
部下が、上司の指示に従わないことも、嫌われる理由の1つです。
たまにあるのが「上司の指示がわからなくて、そのままにしてしまう」といったケース。
上司も、すべて丁寧に説明できているとは、限りません。
わからないことがあれば、きちんと確認し、指示を守るようにしましょう。
上司から嫌われているとき l 5つの対処法
では、実際に、上司に嫌われてしまったら、一体どうすればよいのでしょうか?
その対処法について、解説していきます。
嫌われた理由を考える
上司に嫌われている、と感じたときは、その理由を考えてみましょう。
自分の過去の行動や、上司とのやりとりを思い返し、嫌われる原因がなかったかを、確認してみましょう。
誤解を解く
何か、上司から誤解されているのなら、それを解くようにしましょう。
上司が話しているのに、話を聞いていなかった (いえ、ちゃんと聞いていました)
上司の悪口を言っていた(いえ、職場でたわいもない会話をしていただけです)
など、ちょっとした誤解から、上司に嫌われてしまうこともあります。
直接、聞きづらい場合は、同僚に聞き出してもらうなどして、上司から受けている誤解を、解いていくようにしましょう。
上司に好かれている同僚をまねる
上司にも部下にも、これといった理由はないけれど、「なんとなく、合わない」こともあります。
そんなときは、上司に好かれていそうな同僚を、観察してみましょう。
職場には、なんとなく、上司とうまく付き合えている同僚も、いるのではないでしょうか。
彼らの行動をみて、まねてみるのも、1つの方法です。
仕事だと割り切る
何をしても、上司とうまくいかない。
努力しても、その状況が変わらなければ、「あくまで、仕事上の関係」と、割り切るようにしましょう。
自分が変わることはできても、相手を変えることはできません。
一度、思い込んだら、その考えを変えられない人も、世の中には存在します。
上司に恵まれなかったとあきらめ、次の上司に期待しましょう。
職場を変える
嫌われている上司のもとで、働き続けていると、正当な評価をしてもらえなかったり、いやな思いをすることもあります。
かといって、部下が、上司を追い出すこともできません。
どうしても、上司に耐えられない場合には、職場を変えることも検討しましょう。
体験談:上司に好かれる努力はしたけれど…(結局、異動した)
ここで、筆者の個人的な体験談も、ご紹介します。
当時、筆者は40代。
さまざまなタイプの上司に仕え、それなりにうまくやっていると思っていたのですが、一人だけ、どうしても合わない上司がいました。
決して逆らわず、仕事をひたすらこなし、身を粉にして働いていたのですが…
ある日、プチっと何かが切れたように、体が動かなくなってしまいました。
いわゆる、メンタルってやつです。
その後、1週間ほど休みを取り、その間に、キャリア相談を受けてみました。
キャリア相談で言われたのは、
「これといった原因がないなら、嫌われる理由を探しても意味がない。”ただ合わない“、ということもある」
ということ。
「すべての人と、合う」はずも、ないですよね。
でも「そんなはずはない、努力すれば、好かれるはずだ」と、空回りしてたんです。
キャリア相談を受けることで、「合わない人もいる」という、当たり前のことを、事実として受け入れられるようになりました。
その後、異動希望をだし、現在は別の職場で働いています。
※上司と合わなくて、キャリア相談を受けた時の体験談はこちらです
まとめ
今回の記事では、「上司に嫌われている気がする」「自分を嫌っている上司に、どう対処すればいい?」
という悩みに対して、その対処法を解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 上司に嫌われているときのサイン
- 上司に嫌われる部下の特徴
- 上司に嫌われてしまったときの対処法
いかがでしたでしょうか。
上司に嫌われてしまうと、仕事に集中できず、働きづらくなってしまいます。
まずは「なぜ、嫌われているのか?」という原因をみつけて、それを取り除いていきましょう。
あるいは、上司とうまく付き合えている同僚を見習って、上司との友好的な関係をつくっていく。
それでも、うまくいかない場合には、職場を変えてみることも、考えてみましょう。
部下は、上司を選べません。
その上司と、うまく行かない状態が続けば、仕事に集中できない、評価されないなどの、影響もでてきてしまいます。
あなたにとって、より働きやすい職場をみつけ、思い切り、働いていくようにしましょう。
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