- 職場でダメ出しばかりされていて、へこむ…
- ダメ出しされやすい人って、何か特徴があるのだろうか…
- ダメ出しされないようにする方法を、知りたい!
「職場で、ダメ出しばかりされていて、つらい…」
そう、感じている人も、多いのではないでしょうか。
ちゃんと、気をつけながら、仕事をしているつもりなのに、ダメ出しばかり、受けてしまう。
「これも、ダメ」「あれも、ダメ」
と、ダメ出しばかりでは、へこむし、疲れるし、やる気も失ってしまいます…
本記事では、「職場で、ダメ出しばかりされていて、つらい」と悩む人に対し、ダメ出しされやすい人の特徴や、ダメ出しから抜け出すための方法について、わかりやすく解説していきます。
ダメ出しばかりで、へこんでしまう、という人は、ぜひ、最後まで、ご覧ください。
ダメ出しされやすい人の特徴とは

まずは「どうして、私ばかりダメ出しされるの?」という疑問について、ダメ出しされやすい人の特徴から、解説していきます。
新入社員
新入社員は「何も知らないのだから、指導してあげなくては」と思われ、ダメ出し対象になりやすいです。
新入社員とはいえ、入社前から、さまざまな準備をしている人は多く、特にPCスキルや語学などは、先輩社員たちより、よっぽど優秀だったりします。
ですが、先輩社員たちの「教えてあげなくては」という思い込みは、簡単には外すことができず、結果、指導という名目のダメ出しが、続いてしまうのです。
異動してきたばかりの人
他部署から異動してきたばかりの人も、「何もわかっていない」と、ダメ出しされがちです。
他部署から異動してきたのなら、その職場にはない知識や経験を持っているものですが、その「持っているもの」の価値は認めず、「持っていないもの=自部署のノウハウ」を振りかざし、ダメ出ししようとします。
重要なのは「その部署に、長くいること」であり、「来たばかりの人」は、ダメ出しすべき存在と、されてしまうのです。
ミスが多い人
ミスが多い人も「仕事ができない人」として、ダメ出しされやすいです。
慣れない仕事をしていれば、誰でもミスするものですが、ミスが続けば、目をつけられることに。
特に、ダメ出しばかりする上司や、先輩にあたってしまったときは、一度、指摘されたことを、繰り返さないよう、注意が必要です。
自分の意見を言わない人
自分の意見を言わない人も、「わかっていない」と誤解され、ダメ出しされやすくなります。
「はい、わかりました」というだけでは、「どうせ、わかってないでしょ」と、みくびられることも。
おとなしいことは、悪くないのですが、そのためにダメ出しされてしまわないよう、「自分は、こう考えます」と、言葉にだして、意見を伝えるようにしましょう。
ダメ出しばかりする人の心理

ここからは「なぜ、ダメ出しばかりするのか?」という、ダメ出しする人について、その心理をみていきましょう。
自分が正しいと思っている
ダメ出しばかりする人は、常に「自分は正しくあるべきだ」と思っています。
ちょっとした誤記、表現の違いなどでも、間違いを見つけたら、「即、正す」。
それが、何よりも重要なことだと、考えているのです。
「いやいや、もっと他に大切なことがあるよね?」
と思っていても、周囲がそれを本人に言わないのは、めんどくさいから。
下手に関わると、自分がダメ出しを食らってしまうので、関りを避けているのです。
プライドが高い
ダメ出しばかりする人は、プライドが高いです。
自分は正しい行いをしている、立派な人間だと考えています。
そして、自分に対する指摘を、受け入れることができません…
「その仕事よりも、納期が近づいている、こちらの仕事を進めませんか」
などと、声をかけようものなら、
「いかに自分が担当している仕事が、重要か」を、主張する。
たとえ上司であっても、自分に対する指摘は、受け入れられないのです。
上下関係を確認したい
ダメ出しばかりしている人は、常に自分が上であるべきだと考えています。
そして、ダメ出しすることで、自分が相手よりも、上の存在であることを、わからせようとする。
これが、本当に実力がある人なら、ダメ出しではなく、指摘、またはアドバイスをするところですが、
彼らはダメ出しという形でしか、自分のパワーを示すことができないのです…
自信がない
ダメ出しばかりする人は、自分は正しい、自分は上に立つべき人間だと、考えています。
ですが、実際には、あまり正しくなかったり(部分だけを見れば正しくても、全体が見えていない)、
上に立てていなかったり(もっと優秀な人は、ごろごろいる)。
だから、なんとなく「自分の正当性」は、絶対的なものでなく、主張しつづけなければ、キープできないことを、わかっています。
その不安が、またもや、ダメ出しという形で、あらわれます。
ダメ出しをすることで、自分の正しさ、自分の上位性を、示そうとしているのです。
ダメ出しばかりでへこんだときの対処法5選

では、そのような、ダメ出しばかりする人がいる場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
ここからは、具体的な対処法について、解説していきます。
その場を離れる
ダメ出しを受けて、つらいとき、まずは、その場を離れましょう。
場所を変えるだけでも、ダメ出しで受けてしまった恐怖や、怒り、ストレスを、少し軽減することができます。
落ち着いた場所で、深呼吸してみる。
時間があれば、コンビニでコーヒーを買ってみる。
ダメ出ししてくる人が目に入らない場所で、一度、気分を入れ替えましょう。
質問する
ダメ出しには、中身が伴わないことも多いです。
「これ、間違ってます」
「これ、修正ください」
ダメ出しの内容があいまいで、その内容がわからないときは、
「具体的に、どこを修正すればよいでしょうか」と、丁寧に質問してみましょう。
繰り返すようですが、ダメ出しする人は、上下関係に敏感です。
あなたの方が下手に出て、「教えてください」という態度を示すことで、相手もあなたへの警戒を解き、ダメ出しの厳しさが、やわらぐことがあります。
相談する
ダメ出しばかりが続き、もうだめだ、という時は、上司や人事に相談してみましょう。
もし、あなたが新人、あるいは配属されたばかりの人なら、メンターをつけてもらうのも、おすすめ。
ダメ出しする人は、あなたを「仕事ができない」と思っているから、指導しようとします。
指導する人が他にいれば、あなたは、そのダメ出し対象から、外れることができます。
異動する
ダメ出しを受けてばかりで、上司や人事も助けてくれなければ、異動も検討しましょう。
職場が変われば、ダメ出しする人からも、離れることができます。
自分に合いそうな職場や仕事がないか、社内で探してみましょう。
転職する
あなたの適性を活かせる仕事が社内にない場合は、転職も検討しましょう。
ダメ出しを受けることで、あなたが成長できるならいいけれど、多くの場合、ダメ出しで人は成長しません。
人のいいところを認め、成長させてくれる職場は、他にもあるはずです。
メンタルが潰れる前に、もっとあなたに合った仕事や職場を、探すようにしましょう。
「今さら異動や、転職なんて…」「これといったスキルもないし…」
という人には、キャリア相談がおすすめ。
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まとめ

今回の記事では、「職場でダメ出しばかり、受けていてつらい」「ダメ出しを受けないためには、どうすればいい?」と悩む人に対して、ダメ出しばかりする人の特徴や、それに対する対処法について、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- ダメ出しされやすい人の特徴
- ダメ出しばかりする人の心理
- ダメ出しがつらい時の対処法
いかがでしたでしょうか。
新入社員や、配属ばかりの人は、「仕事ができないだろう」と思われてしまい、ダメ出しを受けることが多くなりがちです。
でも、その職場のやり方は、知らないとしても、それまで培ってきた経験はあるはず。
勇気をもって、自分の意見を言ってみる、質問してみるなど、
「多少は、仕事ができますよ」と、アピールしてみるようにしましょう。
そして、早めに、上司や人事に相談し、ダメ出しが続く状況を改善してもらいましょう。
ダメ出しばかり受けていると、本当に自分がだめだと感じてしまう人もいます。
その場合は、職場での改善はあきらめ、あなたが思い切り働ける仕事や、職場をさがしてみることも、大切です。
キャリア相談など、プロの力も借りながら、あなたがやりがいを感じられる仕事を、手に入れていきましょう。