上司が優秀すぎる l ついていけないときの対処法5選 (体験談)

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上司が優秀すぎる
  • 上司が優秀すぎて、ついていけない
  • 上司の意識が高すぎて、つらい
  • 優秀な上司と、平凡な自分をつい比べてしまう

「上司が優秀すぎて、ついていけない」

そう、感じている人も、多いのではないでしょうか。

仕事が早く、正確で、上司層からも信頼されている

自分とそんなに年齢も変わらないはずなのに(場合によっては、自分よりも若いのに)、

バリバリ働く上司をみていると、つい、自分と比較してしまう…

本記事では、「上司が優秀すぎて、つらい」「優秀な上司と、自分を比較してしまう」と悩む人に対し、優秀すぎる上司の特徴や、うまく付き合っていくための方法などを、わかりやすく解説していきます。

ぜひ、最後まで、ご覧ください。

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目次

優秀すぎる上司の特徴

上司が優秀すぎる

まずは「優秀すぎる上司」について、その共通する特徴を、みていきましょう。

仕事が早い

優秀すぎる上司は、仕事が早いです。

何が求められているのか、それに対して、何を提示すればいいのか。

それに至るまでのプロセスも、一瞬のうちに、理解します

「一を聞いて、百を知る」ではありませんが、「~しておいて」の一言で、すべてを準備できるため、

上位層からの信頼も厚いのです。

なんでもできる

優秀すぎる上司は、必要なことは、なんでもこなせてしまいます。

「あの資料、どこにあったかな?」

「このシステム、どうやって使うの?」

など、聞くこともせず、新人が担当するような作業でさえ、自分でできてしまう。

もたもたしていると、部下の仕事も、自分でこなしてしまいます

意識が高い

優秀すぎる上司は、仕事だけでなく、プライベートも意識高く、過ごします。

人脈を広げ、専門知識を深め、興味のあることは、どんどん吸収していく。

職場でかわす、ちょっとした会話でも「最近、読んだんだけど…」などと、さりげなく、新しい知識を披露したりする。

その優秀さ、すばらしさには、とてもかないません。

わからないが、わからない

優秀すぎる上司は、自分が優秀であるがゆえに、優秀でない人を理解できません。

「ここが、わからないのですが…」

と相談しても、何がわからないのかが、理解できない。

「マニュアルは読んだ?」

いえ、そのマニュアルがむずかしくて、理解できないのです…と、

「自分がわからない」ことを、説明するのも、一苦労です。

上司でなければ、頼れる存在

優秀すぎる上司は、話が早いし、仕事もできる。

そのため「直属の上司でなければ」、頼りになるし、相談もできるでしょう。

そう、自分の上司だから、大変なのです。

上司にとっては「当たり前」のことが、部下には理解できない。

質問して、説明してくれても、その内容がむずかしすぎる。

上司が優秀すぎると、ついていけない部下は多いのです。

優秀すぎる上司にあたったときの対処法

上司が優秀すぎる

では、そのような優秀すぎる人が、自分の上司になってしまったら、どのように対応すればよいのでしょうか。

ここからは、具体的な対処法について、解説していきます。

上司のやり方に合わせる

まずは、上司のやり方を、覚えましょう。

一言で「優秀」とはいっても、仕事の進め方や、部下とのコミュニケーションの取り方は、人それぞれ。

特に、仕事を進める際は、細かく報告してほしいタイプなのか、

報告はいらないから、どんどんやっておいて、というタイプなのか、

など、上司のスタイルを見極め、それに合わせるのが鉄則です。

できるだけ早く、上司のやり方を覚え、合わせていくようにしましょう。

上司の邪魔をしない

上司のやり方を覚えたら、できるだけ、それに合わせていきましょう。

「いつでも質問して」という上司もいれば、「質問は定例会議で」という上司もいます。

優秀な人ほど、自分のペースを乱されることを、いやがります

報告するべきときに報告し、それ以外は、邪魔しないようにしましょう。

上司に期待しない

「優秀な上司がきたから、自分も優秀になれる」

などの期待は、もたないようにしましょう。

優秀な人は、自分で学び、自分で成長する。

人に育ててもらっていないので、人を育てることは、得意ではないのです。

上司に育ててもらうことを、期待するのはやめておきましょう。

学べるところは学ぶ

優秀な人は、人を育てることが得意でないとはいえ、

「自分がどうやって学んできたか」

は、惜しみなく、教えてくれます。

自分が利用したスクールやネットワーク、参考にした専門書など、質問すれば、いろいろ教えてくれるでしょう。

あなたが「学びたい」と思っていることがあるのなら、「どうやったら、学べるか」を相談してみるのも、おすすめです。

上司と自分を比較しない

優秀な上司と、自分を比較しないようにしましょう。

「自分より若いのに、仕事ができる。それに比べて、自分は…」

「ちょっとした会話からも、優秀さが伝わってくる。どうせ自分は…」

それ、必要ないです

もちろん、自分より優秀な人と一緒に働いていれば、つい「それに比べて…」と思ってしまうのは、わかります。

でも、比べたところで、得られるものはありません

それどころか、「自分はダメなんだ」とか、自己否定につながることも。

他人は、他人。上司は、上司。

優秀さは認めるとしても、上司と自分を比べるのは、やめましょう。

体験談 上司は上司と割り切った

ここで、筆者の個人的な体験をご紹介します。

当時、とても優秀だけれど、「上司としては、最悪」と言われる人の、部下になってしまったことがありました。

仕事が早く、自己研鑽も怠らない。

ちょっとした会話からも、教養がにじみ出る人でした。

ただ、全部、やってしまうのです、仕事を。

例えば、資料作成を任されていて、完成した資料を、上司に提出すると、

「ああ、ありがとう。これで十分です」

と言われる。

「よかった、OKをもらえた」

と、その場では思うのだけど、会議の場では、見たことのない資料が現れる。

「これって、私が作った資料??形跡すらない…」

要は、部下に仕事はさせるけれど、結局、上司がいいように、ぜんぶ作り直しちゃうんです。

「だったら、修正してとか、情報が足りないとか、言ってくれればいいのに」

と思うけれど、部下にさせるより、自分がやった方が早いのでしょう。

あるいは、いちいち、部下に指示して、それを確認するのが、時間の無駄だと思っているのかもしれません。

最初のころは、ちょっぴり、傷ついたりもしましたが、そのうち「そういう人だ」と、割り切るようにしました。

だって、上司は上司。部下がどうすることも、できないですから。

周囲からは「あの上司と、よくうまくやってるよね」と、言ってもらえるようになりました。

まとめ

上司が優秀すぎる

今回の記事では、「上司が優秀すぎる」「優秀な上司と自分を比較してしまって、つらい」と悩む人に対して、優秀な上司の特徴や、付き合い方について、解説してきました。

要点をまとめると、以下の通り。

  • 優秀すぎる上司の特徴
  • 優秀すぎる上司との、付き合い方

いかがでしたでしょうか。

上司が優秀だと、仕事が早くて、周りの人たちから「すごいよね」などと、言われることもあるでしょう。

でも、すごいのは上司であって、自分ではない。

それどころか、日々、上司の優秀さをみせつけられ、みじめに感じてしまう、という人もいるかもしれません。

上司が優秀すぎる場合、部下側も、ある程度、その上司に合わせる必要があります。

ここで紹介した方法も参考にしつつ、優秀すぎる上司とは、うまく距離を保つようにしましょう。

そして、あなた自身が働きやすい環境を、手に入れていくようにしましょう。

 

「上司が優秀すぎて、やっぱりつらい…」という人は、キャリアのプロに相談するのも、おすすめです。

筆者が、キャリア相談を利用したときの体験談は、こちらです。

 

 

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