- 職場のグループライン、雑談ばかりで、うざい…
- 休みの日なのに、ライン強要なんて、ありえない!
- 既読スルーしたら、公開処刑される?
「職場グループラインがうざい!!」
と、困っている人も多いのではないでしょうか。
ラインはスマホさえあれば、誰でも使えて、便利ですが、その反面、コミュニケーションを取りたくもない相手からも、簡単にメッセージが来てしまいます。
業務連絡用のグループラインなのに、休みの日にメッセージしてくる。
仕事に関係のない内容を、グループラインで共有してくる。
「休日くらい、仕事のことを忘れたい」
と思っている人にとっては、恐怖でしか、ありません。
本記事では、この職場グループラインに悩んでいる人に対して、職場グループラインがうざい理由や、うまく付き合うための対処法を、わかりやすく、解説していきます。
ぜひ、最後まで、ご覧ください。
職場グループラインがうざい 5つの理由
まずは、お役立ちツールであるはずの職場グループラインが、どんな問題を抱えているのかを、みていきましょう。
業務連絡が混乱する
職場のグループラインは、あくまで、簡易的な業務連絡ツール。
仕事上のやりとりは、メールやチャット、電話などを使う職場が多いでしょう。
当然のことながら、どのツールで、誰と、どんな内容の情報をやりとりしたのか、すべてを記憶しておくことは、むずかしいです。
「あれ、この話、聞いてるよね?」
「それって、メールで送ってますか?ラインですか?」
伝えたつもりだったのに、相手に伝わっていなかった、などということも、起きるようになります。
ただでさえ、情報伝達ツールが多いのに、職場グループラインまで加わったら、混乱すること、この上ありません。
筆者の職場では、メール、Teamsチャット、グループライン、電話が併用されています…
業務時間外に連絡がくる
仕事が休みなのに、グループラインを使う人もいます。
「週明けの出勤について」など、業務連絡のときもあるし、
「今日は、●●に来てみました~!」など、仕事とはまったく関係ないメッセージのときもある。
休日なのに、休めない。
「仕事じゃないのに、仕事をしている気分」は、最悪です。
仕事に集中できない
仕事で使う以上、グループラインの受信設定をONにしている人も、多いはず。
その結果、仕事とは関係ないメッセージであっても、受信するたびに、着信音が鳴ったり、ライトが点滅したりする。
しかも、なぜか、グループラインを「既読」にしないと、電話をかけてくる人も。
いちいち、グループラインを確認していては、仕事に集中できません。
余計な人間関係が増える
職場の人とは、仕事上のつきあいで十分、と思っている人も多いはず。
なのに、職場グループラインがあると、急に「仲良しごっこ」を始める人たちもいます。
大して興味もない相手に対して、グループラインでつながりつづける、めんどくささ。
一度、グループに入ると、抜けにくくなるので、できるだけ、職場グループラインは増やさないのが得策です。
公開処刑の恐怖
職場グループラインが怖いのは、うまくつきあわないと、公開処刑に合う可能性があること。
上司や同僚に嫌われて、プライベートをさらされたり、仕事のミスを公開されたり。
仕事以上に、グループラインに気を使う、という人も多いです。
職場グループラインがうざい 4つの対処法
それでは、便利なところもあるとはいえ、めんどくささも多い、職場グループラインに、どう対処していけばいいのでしょうか?
ここからは、その具体的な対応について、解説していきます。
業務時間以外は、開かない
職場グループラインが苦手だ、という人は、
「グループラインを見るのは、業務時間のみ」を、試してみましょう。
シフトの変更など、業務時間外に、業務連絡が来てしまう場合は、
出社前に確認するなど、必要最低限に、とどめてみる。
受信通知が来るたびに、確認していては、オンオフの切り替えができず、しっかりと休めません。
既読スルー or 文字少なめの返信
職場グループラインのメッセージには、「シンプルに対応する」のが、おすすめです。
どうでもいい内容であれば、既読スルー。
返信が必要なときは、「承知しました」「ありがとうございました」程度に、とどめる。
長々とした文章で返信するよりも、シンプルな対応にとどめましょう。
ラインが苦手な人を演じる
ラインで連絡しても、既読が遅い。
やっと反応が来たかと思えば、「わかりました」と、ぶっきらぼうな返信。
このようなシンプルな反応を続けることで、ラインが苦手な人と、印象づけてしまいましょう。
「●●さんって、返信遅いよねー」などと、いわれたら、
「すみません。ラインって普段使わないので、苦手なんですよ…」と、反応の鈍さをアピールしてしまいましょう。
うっかり退会する
職場のグループラインに入ってはみたものの、仲良しグループの雑談程度であれば、
しれっと、退会してしまうのも、1つの手です。
「●●さん、ライン抜けたの~?」と聞かれたら、
「え?そうなの?気づかなかったです」と、うっかり退会してしまったことを、伝えましょう。
うざい職場グループラインの注意点
最後に、職場グループラインが持つリスクについても、確認しておきましょう。
履歴は残る
ラインは履歴が残ります。
自分のスマホでは、過去履歴を削除できても、他人の分は削除できない。
メッセージを送ってしまった後で、
「しまった!あんなこと、書かなきゃよかった…」と思っても、取り返せません。
必要な内容以外は、メッセージで送らないよう、注意しましょう。
情報は流出する
ラインのメッセージ情報は、簡単に流出します。
グループメンバーの誰かが、いつ、メンバー以外の人に、ライン上のメッセージを転送するか、わかりません。
ちょっとしたメッセージが、悪意を持って使われる可能性があることにも、注意が必要です。
ストレス状態がつづく
本来、仕事とプライベートはしっかりと分けて、休むことが推奨されています。
なのに、休みの日まで、職場グループラインに追われてしまうと、仕事とプライベートの垣根がなくなり、ずっと仕事が続いているようなストレス状態に、置かれてしまいます。
仕事は仕事、休日は休日、と意識して、体と心を休めるようにしましょう。
体験談 ライン苦手にシフトしてみた
ここまで述べてきた通り、職場グループラインは便利な面もありますが、めんどくさいし、さらに言えば、プライベートにまで影響を与えることもあります。
筆者の職場では、メール、チャット、電話、グループライン、と計4つの業務連絡ツールを併用しています。
あまりにも、煩雑なので、個人的に、少しずつ、グループラインの頻度を下げるようにしました。
具体的には、
- 業務時間以外は、できるだけ開かない
- 返信は、失礼にならない程度に、遅くする
- 返信メッセージは、ひとことですませる
最初のころ「ライン見てますか?」と聞かれたり、電話がかかってきたりもしましたが、「ライン苦手なんですよ~」と繰り返すうちに、聞かれなくなりました。
まとめ
今回の記事では、「職場グループラインが、うざい」「休みの日まで、グループラインに返信しないといけない?」と悩む人に対して、職場グループラインに対処する方法を、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 職場グループラインがうざい理由
- 職場グループラインへの対処法
- 職場グループラインの持つリスク
いかがでしたでしょうか。
職場グループラインは、便利な一方、その存在が、オンオフ関係なく、私たちを追いかけ続け、対応をせまることもあります。
少しずつ、グループラインを開く頻度をさげていく、休日には見ないようにする、など、グループラインとの距離を保つようにしましょう。
「あの人、ラインの返信が遅いんだよね」と、思われるくらいで、ちょうどいい。
職場グループラインなどに悩まされず、仕事に集中できる環境を、手に入れていきましょう!
職場グループラインに限らず、「この職場、もういやだ…」と感じてしまっている人は、ちょっと職場が合っていないのかも。
仕事がつらいときは、無料で受けられる、キャリアカウンセリングもおすすめです。