- 職場に仕事ができない人がいて、いつもイライラしてしまう…
- 仕事ができない人に、やさしくできない自分がいやだ…
- 仕事ができない人って、どうすればいいの?
「職場に、仕事ができない人がいて、イライラさせられてばかりだ…」
と、悩んでいる人も、多いのではないでしょうか。
仕事が遅い、ミスが多い、同じことを何度も聞いてくる…など、
「正直、いない方がまし」だと感じてしまうことも、あるかもしれません。
ですが、仕事のできない人は、異動先がなく、同じ職場にいつづけるケースが多いのも事実。
このような「仕事ができない人」がいる場合、一旦どうすればよいのでしょうか。
この記事では、仕事ができない人の特徴や、その対処法について、わかりやすく、紹介していきます。
ぜひ、最後まで、ご覧ください。
仕事ができない人の特徴 5選
そもそも「仕事ができない人」には、どのような共通点があるのでしょうか。
まずは、その特徴から、みていきましょう。
同じミスを繰り返す
仕事ができない人は、何度も同じミスを繰り返します。
失敗しても、「なぜ間違えたのか?」「次はどうすべきか?」を、考えようとしない。
だから、いくら教えても、注意しても、同じミスを繰り返してしまうのです。
プライドが高い
仕事ができない人は、周囲が思っているよりも、ずっと自己評価が高いです。
だから、人の話を聞かない。
「そんなこと、言われなくても、知ってます」
と、人の忠告は聞かず、自己流で仕事をして、ミスをする。
間違わないよう、周りがサポートするのも、一苦労です。
自分から動かない
仕事ができない人は、自分で考え、自ら行動することができません。
「これ、やっておいてね」
と上司に言われて、初めて、仕事に着手します。
業務分担や、担当表があっても、お構いなし。
「あなたの仕事ですよ」といわれなければ、平気で、放っておいてしまいます。
人のせいにする
仕事ができない人は、言われなければ、動かない。
逆に言えば、言われた仕事でも、自分の責任だとは思っていません。
「●●さんに、言われたから、やった」
くらいの認識しか、ないのです。
だから、ミスをしても、
「私は、●●さんに、言われたことをやっただけです」
と、自分のミスとは認めないのです。
整理整頓ができない
仕事ができない人は、仕事の整理もできません。
どの仕事を、いつまでに、どうやって完成させるのか、といったマルチタスクは、苦手なのです。
「あの仕事、どこまで進みましたか?」
と聞かれても、何を聞かれているのか、わからない。
右から左に動かすことはできても、自分が何を動かしているのかは、わかっていないのです。
自分の力で、仕事を整理できないため、仕事を頼む側が管理しないと、ぐちゃぐちゃになってしまうのです。
仕事ができない人への対処法
それでは、そんな「仕事ができな人」と同じ職場になってしまったら、一体どうすればよいのでしょうか?
ここでは、ケース別に、その対処法をみていきましょう。
上司の場合
上司が仕事ができない人の場合、選択肢は2つです。
上司をサポートし、お気に入りの部下になるか、
上司とは距離を置き、自分の担当業務だけ、淡々とこなす部下になるか。
どちらのタイプであっても、「仕事ができないくせに…」という心の声が、漏れてしまわないよう、注意しましょう。
心の中にとどめているつもりでも、ちょっとした言動から、上司が「バカにされている」と感じてしまうこともあります。
仕事ができなくても、上司は上司。
最低限のマナーは守り、上司から嫌われないようにしましょう。
同僚の場合
仕事ができない同僚がいる場合、できるだけ、関わらないようにしましょう。
下手に慕われたり、頼られたりすると、あなたの仕事は際限なく、増えていってしまいます。
上司から、
「あの人を、サポートしてあげてね」
などと、言われても、部下の指導は上司の仕事。
「聞かれたら、答える」くらいに、とどめておきましょう。
部下の場合
仕事ができない部下がいる場合は、あきらめて、上司としての指導を行いましょう。
まずは、ほうれんそう(報告・相談・連絡)を行うところから。
ポイントは、「どうなっているんだ?」と、部下に説明させるのではなく、
「わからないところは、ないか?」と、部下が答えやすい質問を投げること。
部下が、何を理解していて、何を理解していないのかを把握し、1つずつ、経験を積ませていきましょう。
仕事ができない人に耐えられなくなったら
そうはいっても、目の前に「仕事ができない人」がいる。
「仕事ができない人」に質問ばかりされて、イライラが止まらない。
そんなとき、どうすればいいのでしょうか。
ここからは、仕事ができない人に耐えられなくなったとき、取るべき方法について、解説します。
その場を離れる
「仕事ができないから、教えてあげてるのに、プライドばかり高くて、やってられない!」
そんなときは、
「ちょっと、休憩しましょうか」
と伝え、一旦、その場から離れましょう。
コーヒーを買いに行く、トイレに行く、自席に戻る。
何でもいいので、5分でも、その人が視界に入らない場所に行き、心を落ち着かせましょう。
同僚・友人に話す
イライラを心の中にとどめていると、ストレスが溜まってしまいます。
ストレスは、意図的に、発散させるようにしましょう。
仲のいい同僚や友人に、話ができるようであれば、それがおすすめ。
同僚には話しづらい…という場合は、イライラの内容を、ノートに書きなぐってみましょう。
どんな方法でもいいので、イライラを、自分の外へ発散させるようにしましょう。
無料相談を利用する
イライラを聞いてくれる同僚などがいない場合、無料のキャリア相談を利用するのもおすすめです。
キャリア相談は、本コースに申し込むとお金がかかりますが、初回は無料で利用できます。
仕事ができない上司/同僚に対するイライラを、ぶちまけてしまいましょう。
相手は、キャリアのプロ。
あなたのイライラを聞いてくれるだけでなく、希望すれば、
「あなたが、その人に対してイライラしてしまう理由」や、
「その経験を、今後どう活かしていけるか」など、
あなたにとって有益なアドバイスを、もらえることも。
イライラが続くのは、精神衛生上、あまりよいことではありません。
誰かに話すことで、ストレス度をさげていくようにしましょう。
※筆者がキャリア相談(無料)を利用したときの体験談はこちらです
まとめ
今回の記事では、「仕事ができない人に、イライラしてしまう」「仕事ができない人に、どうしたらいい?」と悩む人に対して、仕事ができない人の特徴や、その対処法について、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 仕事ができない人の特徴
- 仕事ができない人への対象法:上司/同僚/部下の場合
- 仕事ができない人に、耐えられなくなったときに、すべきこと
いかがでしたでしょうか。
仕事ができない人がいると、職場全体の仕事が滞ったり、関係がない業務を手伝わされたりと、イライラしてしまいがち。
また、イライラしている自分に対して、
「なぜ、やさしくなれないのだろう…」と、落ち込んでしまう人も少なくありません。
ですが、部下の指導は、上司の仕事。
また、本人が「仕事ができる人」になるかどうかは、本人次第です。
仕事ができない人がいる場合には、ここでご紹介した方法も試しながら、あなた自身の仕事に集中していくようにしましょう。
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